計画的にショールーム巡りを
前編では「基本設計図書」の平面図を中心に解説をいたしましたが、後編では、立面図・断面図について解説いたします。前編に引き続き、建築家・神成健さんが実際に作られた「基本設計図書」を用いて解説をいたします。
1.立面図を確認しよう
立面図は、建物の外観を真横から東西南北4方向で示される図面です。外壁の仕上げや開口部の種類、屋根の形状やバルコニーや手すりの仕様・換気口等の位置が確認できます。
2.断面図を確認しよう
断面図は建物を垂直に切断して内部を立体化したものです。通常は主要な部屋を通る2面についての図面が描かれます。部屋の上下関係が確認できるのと、2階に水周りを配置する場合は、1階への影響についても確認します。