建築家・相川直子+佐藤勤さんのブログ一覧

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建築家・相川直子+佐藤勤さんの記事 474件中 301~320件を表示

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梅祭り

2017/02/21 更新

湯島天神の梅が満開でした。 鈴なりの合格祈願の絵馬の頭上に、枝垂れる紅白の梅。 濃淡のピンクが鮮やかで春がくることを実感します。(Ai) ★ 無料相談お受けします/相川佐藤建築設計事務所 HP → http://askarchitects.jp/free/freeconference.html TEL.03-5832-9541 FAX.03-5832-9542 お気軽に事務所にいらしてください。 無料相談をお受けしています。

ヨカラヌコト|707

2017/02/03 更新

ジョン・ウェットンの訃報が届いた。 クリスマスのジョージ・マイケルにも驚かされたが、 なんだか、とっても寂しい。 デヴィッド・ボーイの回顧展にもいこうと思うのだが 重い腰が上がらない。 青かった時期に吸収するように聞いた音楽群は、 自らがエネルギーに満ち未来を見つめていた時期だ。 時間が経ち自分の青さが少し懐かしくなる頃になると えらくペラッペラッな音楽に感じたり、 ポップなのに葬送曲にかぶって聞こえたりする。 先週末に近しい...

藁にも縋る思い|706

2017/02/01 更新

「暖かい」とか「寒い」というのは難しい。 貴方の「暖かい」が、必ずしも皆にとってではない。 皆の「寒い」が、貴方にとって必ずしもはでもない。 「寒すぎ」たり「暑すぎ」たりするのだ。 よくあることではある。 それは個々人の感じ方、主観に基づくから。 そして、主観に基づく主体が複数いるから。 すべての人の快適を探すのは結構難しい。 しかし「誰かが我慢する」状態は、まずは避けたい。 日本の住まいの断熱性能はよくなってきた。 サッシや...

よい椅子|705

2017/01/26 更新

「名作椅子でどれが好きですか?」 先日、そう質問をされた。 すぐに思いついたのは「スパニッシュチェア」。 ゆったりとしていて、シンプル。 皮の座面は座る者に時と共に馴染んでいく。 これはボーエ・モーエンセンによるもので デンマークの家具デザイナーらしい椅子だ。 いずれは自宅のソファを廃棄して手に入れたい。 できればビンテージがいいが…… 数多名作椅子といわれるものがある。 その中には是非試してみたい椅子がある。 未体験、未接触...

原っぱのある街|704

2017/01/25 更新

子供の頃、どこで遊びました? 学校の校庭? 近くの公園? それとも、近所の空き地? 僕の子供時代にはそれなりに近くに空き地があった。 何のためにそこが更地となっていたのかは知れない。 しかし、草が生え原っぱとなり、昆虫がいた。 そこには土管が並び、鬼ごっこができた。 その空き地には建築計画の看板もなく、 開放されていたように記憶している。 僕らの住まいづくりは土地探しから始まる事が多い。 僕らと懇意の不動産屋と建主さんで探す。...

ねこまたぎ|703

2017/01/24 更新

先日、マーティン・スコセッシ監督の 新作「沈黙」についてのインタビューを読んだ。 映画製作は、大変厳しい状況のなかで行われたが、 非常に丁寧に製作されてきたことが伝わってきた。 興行成績はともかくとして、名作の予感がする。 原作を読んだのは遥かに昔だが、 珍しく、大筋は記憶に刻み込まれている。 そして日本の俳優も出演しており、興味がつかない。 ところで、こういう映画は独りでいくものだろうか? デ・ニーロの「タクシードライバー」...

遅詣|702

2017/01/21 更新

昨日は天気予報より穏やかな天気であった。 とはいえ昨日は大寒。 暦の上で、最も寒い時期にふさわしい一日だった。 (気象学的には来週、再来週が極寒なのだけれども) いつの頃からか季節行事を普通に行うようになった。 慣習というか、風習というか。 年間を通して日本人らしくいたいと思う。 十代の時には馴染めなかった。 特に「普通は」とか「みんなが」という言葉には うまく馴染めなかったように思う。 しかし年末に体調を崩し真面に初詣に行...

陽だまり|700

2017/01/20 更新

冬の光は、家の中までズズッっと入ってくる。 その暖かい陽だまりにユルユルと佇むと なんだか幸せな気分になってくる。 陽だまりは素敵だ。 その陽だまりも、影があってこその陽だまりだ。 日の光の裏側には、音をも飲み込む闇が広がる。 そして影や闇は、心の深いところにタッチしてくる。 忘れていた遠い記憶や蓋をしていた感情の欠片に。 古民家の格子をくぐる光には 見慣れた光景としての安心感とともに、 今の住宅にはない暗がりに太古の恐れを感...

目玉の目玉焼き|700

2017/01/17 更新

何がどう良いのかはっきりしないが、 淡々と日々を暮らしていると ハッとすることが起きたり、 ひとりささやかな幸せを発見したりする。 朝刊に掲載されていた 単なる事故として片付けられないアクシデントで 伴侶を失った方の言葉を思い出す。 積み上げてきた日常を失うことでの 気づきとダメージついて。 今朝ダイニングテーブルの上のプレートの上で 眼のような目玉焼きを目撃した。 幼子の歓喜の声と笑顔にぬくもりを感じる。 その脇のTVニュー...

みなさん、鏡開きは終えられましたか? お正月気分がそろそろ抜けたころでしょうか。 寒日が続きますが、頑張っていきましょう。 ところで 木造の住宅は当然、さまざまな材料でできている。 コンクリートや木材、ガラスやアルミや鉄など 多くの材料が組み合わされて完成するものだ。 一番最初につくられるのは基礎の部分。 地面に接する基礎の部分はコンクリートです。 コンクリートを流し込む枠を現場で組み立て そこにコンクリートを流し込みます。 ...

年をまたいでいる現場の監理に行ってきた。 自宅から徒歩圏の柏市のリフォームの現場だ。 長い時間メンテナンスをさせてこなかった建物。 いろいろとガタがきている。 リフォームの多くは在宅のまま行う。 荷物をよけながら、養生を動かしながら 現場は流動的に動く。 そして、工事が進んでいくといろいろと発生する。 バタバタするお宅の中で先行していた洗面所だけが 新しいもの香りをまとっている。 そうしたできあがをみるたびにこの仕事楽しみをし...

新年おめでとうございます。 松もとれ、今年も本格始動。です 年末年始は本当にバタバタしていた。 病院のお世話になったり、 結局12月29日まで仕事してたり、 忘年会ができなかったり。 それでもなんとか、新年を迎えることができた。 年賀状だけのやり取りとなっても 旧友のひとことはうれしい。 新しい年に思いを馳せる。

クリスマスが終わったとたんに街は一変した。 朝に見たケーキの山は完売できたのか? とか あんなにあったサンタコスチュームはどうなった? とか 8匹目のトナカイの名前は? とか関係なく、 一気に年末モードに様変わりした。 商店街には国旗が飾られ、正月の準備が始まった。 こちら机の上に来年のカレンダー。 これは、一昨年ご利益のあった気がするもの。 他力本願もどうかとは思うのだが…… 弊社の年末年始休業は 2016年 12月29日...

落書きを楽しむ|694

2016/12/09 更新

子供の頃に、絵を描いていた時のことを思い出す。 何かに夢中になり描き続ける。 ペンは走り、紙のサイズをはるかに超えていく。 超えたことを機に、キャンバスは広がる。 紙をはみ出した線は机の上に描かれる。 全体像などなく、思う限りに描くのだ。 子供の頃はあらゆることに限度がなかった。 時間もゆったりと流れ、多くのことに取り組めた。 永遠にこの時がつづくとも思えた。 今ここで、机の上に直に描かれた落書きを見る。 少しだけ設計者の気分...

遠出をするのが好きだ。 どこに行くか決めてからの準備時間が楽しい。 いろいろと調べて、直前まで思いを巡らす。 ま、計画通りいったことなどないのだけれども…… 先日、「茨城県北芸術祭」を訪れた。 茨城の北部は訪れたことの少ない未知の場所だ。 袋田の滝や龍神大吊橋、穂積家住宅など訪ねてみたいが、 なかなかそこまで足が伸びない。 今回も朝から車で出かけたが、 友部PAのスタバが快適で道草をしたため、 五浦についたはお昼時。 六角堂の...

小さな熊手|692

2016/11/26 更新

設計の仕事をしていると、結構神事に立ち会う。 地鎮祭や上棟式などに参加すると気持ちが良い。 日本らしさが嬉しく思える。 なんとか祭日に地元・柏の大鳥神社さんに行ってきた。 日もどっぷり暮れ、急に年末が近く感じられる。 お参りをするとちょっと気も引き締まる。 今年は熊手を手に入れた。 一番小さいものだが、なんだか嬉しい。 早速事務所の玄関に飾ってみた。 良い年がくることを願う。 ★ 無料相談お受けします/相川佐藤建築設計事...

冬になるといろいろと恋しくなる。 例えば、お鍋料理やおでん。 こたつや綿入れ。 薪ストーブや暖炉も捨て難い。 「薪ストーブや暖炉のある、暖かな家60選」というテーマで 私たちが設計した「佐久平の家/A邸」が Houzz の特集記事に取り上げられた。 地味目の写真だが、この設置方法が一番気楽だ。 薪が燃えた後の灰は思っているより細かい。 どんなに丁寧に扱っても、粗相はするもの。 床は土間がやっぱりよい。 炎を眺めているとぼーっ...

熊手を求めて|689

2016/11/12 更新

昨日は酉の市だった。 自宅のある柏には由緒のある香取神社がある。 毎年行きそびれる。 新宿の花園神社ほどでないにしろ、なかなか盛り上がる。 今年は三の酉がない年なので、23日がラストチャンスである。 祭日であるが、ちょっと怪しい。 ★ 無料相談お受けします/相川佐藤建築設計事務所 HP → http://askarchitects.jp/free/freeconference.html TEL.03-5832-9541 FAX...

リフォームの極意|687

2016/11/11 更新

地元柏でリフォームの現場がうごいている。 外部の洗浄と屋上の防水工事と並行して、内部工事が始まった。 その日、大工さんに合わせて8時半に現場に入った。 感じの良さそうな大工さんだった。 リフォームの現場は住みながらのことが多い。 大工さんがどんな人かというのは結構重要である。 リフォームは解体してみないとわからないことも多い。 設計時に気付かないことも多い。 なので大工さんと現場を見ながら打合せすることが多くなる。 僕等にと...

心のメンテナンス|687

2016/11/04 更新

関東甲信越の北の方では紅葉が見頃になったという。 箱根や筑波山も始まったといる。 昨日は非・文化の日だったが、出かけたいものだ。 心のメンテナンスも必要だ。 僕たちは設計をし、監理をし、竣工させる。 僕たちの住まいづくりは、引き渡しで一旦終了する。 もちろん新しい家のスタートでもある。 大量生産、大量消費の時代から世の中が変わろうとしている。 ものを大切にし、再利用、再使用を考えてみる。 そんな空気感はある。 そのためには何...

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