建築家・相川直子+佐藤勤さんのブログ一覧
2018/07/24 更新
先日、練馬の住宅の地鎮祭を行った。 解体が終わり、均された地面の地縄が眩しい。 改めて、家の大きさと敷地の大きさを再確認する。 クライアントに望まれた大きさ、かつ、 この地に必要なボリューム感である。 雨天の心配のされることのない大快晴。 神主が粘り気のある空気をかき分けるように 着々と準備をすすめていく。 パラソルの影が鋭いエッジを描く。 うだる暑さでの中、滞りなく祈願を終えた。 いよいよ工事が始まる。 ★ 無料相談お受...
2018/07/23 更新
なんて暑さなんだ、まったく。 今日こそ10kmを走りたいと思ったが、断念。 往復で距離を見ているが、 4kmを越える前に、先行きが不安に。 本当に後1kmいってから折り返しても 無事にスタートラインに戻れるかと自問である。 ★ 無料相談お受けします/相川佐藤建築設計事務所 HP → http://askarchitects.jp/free/freeconference.html TEL.03-5832-9541 FAX.03-5...
2018/07/20 更新
やっと、書店に行ってきた。 趙海光(ちょう・うみひこ)さんの新刊 『「現代町屋」という方法』(建築資料研究社刊)を 手に入れてきた。 街角を建築でつくり、建築でできることを増やそうと いうことか。 丁寧な作りの本は好感がもてる。 しかし、趙さんは常にエネルギーに溢れている人だ。 もう少し見習わなければ…… 週末に楽しみたい。 ★ 無料相談お受けします/相川佐藤建築設計事務所 HP → http://askarchitects...
2018/07/19 更新
この猛暑でも相変わらず走っている…… と、勇ましくいうほどの頻度では走れていない。 目標の10km手前で、体を気遣い折り返す。 ペースもあがらず、体も暑い。 それでも、この暑さでも走りに行きたくなる。 しかし、日本の夏はいつからこうなったのだろうか。 シャレにならない暑さで、事故が絶えない。 熱中症と思われる死亡事故がニュースになる。 建築設計をする上でも、 本気で気象変化を調べなくてはいけない気分になる。 異常が日常化するとそ...
2018/07/18 更新
三連休に東京ステーションギャラリーに行ってきた。 「生誕100年。いわさきちひろ、絵描きです。」展。 ちひろが描く感情が溢れる瞳や表情が気になり 人となりをしりたかった。が、知って驚いた。 語られることの少ない戦中戦後を過ごしていた。 子供たちを描いた優しい眼差しが社会に向けられると 厳しさと激しさになる。 同じ筆致が描く、慈しみの色は違うのだろうか。 憎悪にも似たち色調とニュアンスの絵も飾られる。 ちひろは何を信じて戦後を生き...
2018/07/17 更新
梅雨があけると夏本番で、 例年は、海の日の前後にあけるのだが今年は違った。 すでに開けており、梅雨のないまま夏になった。 水不足が心配される。 連年どおり、この休みに町会の祭りがあった。 通一丁目町会というのが地元となる。 想像だが、子供が集まりやすい夏休み前で 大きな祭りや花火大会とかさならこのタイミングを 狙っての地域の親睦行事である。 低学年を中心として子供たちの声が 駅前の町会らしくビルの谷間に響き渡る。 夏到来である。...
2018/07/14 更新
昨夜は楽しい時間を過ごした。 気をよくして、帰り道に小麦粉とレーズンを購入。 勢いづいて目覚ましをセットして就寝。 が、さすがに早すぎた。 勢いでなんとかおきたのだが、 小麦粉の分量を間違えるわ 砂糖は二度入れたような気がするわで落ち着かない。 二次発酵前の整形もやれやれだ。 それでもクイモノにはなってくれた。 ★ 無料相談お受けします/相川佐藤建築設計事務所 HP → http://askarchitects.jp/fre...
2018/07/11 更新
趙海光さんは私たちの旧友であり、相川の師匠のひとりでもある建築家だ。 この度『現代町家という方法———家づくりで町かどの風景を変える』という本をだされた。 これまでも、台形集成材を仕掛けたり、 積極的に社会参加をしている建築家だ。 本人からは 「みなさまへ。このたび、現代町家の本をつくりました。一軒の家だけにこだわらず、数軒の家で魅力的な町かどをつくろうと呼びかける本です……」 とのご案内。 昨日あたりから書店にならんでいるはず...
2018/07/10 更新
僕らが建築を設計している時には、 常にそのシーンで使うべき素材をイメージし、 その素材の持つスケール感を想像する。 素材そのものの質感も大切だが、 素材によって醸し出される空気を大切にしたい。 建材メーカーの木童の中野さんに連れられて、 計画中の建主さんと焼杉の外壁の見学に行ってきた。 経年により、竣工時とは違う表情が現れてきた。 建築と共に生きている感じがする。 ああ、呼吸をしているんだね。 ★ 無料相談お受けします/相...
2018/06/18 更新
通勤中にあるファションビルの催し物は楽しい。 怪しげな絵や版画、健康器具の販売もあるが、 何社かまとまって古本屋が催しを行うことがある。 これがなかなかいい。 すでに4〜5回の開催と思われるが、 その度、新刊だけを扱う書店で手に入らないであろう書籍に出会うことができる。 あるいは、出版社も判型も関係なく著者名やジャンルで売れそうなものを分類しているのがうれしい。 (例えばUFOとか、大岡新とかで並んでいる。) 月内は開催されて...
2018/06/13 更新
毎年この時期にはあじさいを楽しみにしている。 贅沢にも地元で楽しめる。 例年通り、松戸市の本土寺のタイミングを窺う。 老若男女問わずSNSで情報が発信されている。 皆に伺えば、タイミングを逃すことはない。 温暖化や異常気象が影響しているのか? 年々寂しくなっているように感じられ、 初見の美しさが幻に思えるほどだ。 帰路で馴染みの花屋にその話をした。 「来年、住職が変わるからかしら?」と。 ★ 無料相談お受けします/相川佐藤建築...
2018/06/11 更新
現在進行形で二世帯住宅の設計に取り組んでいる。 これは建主と共有できていることを増やすことと、 削ぎ落として方向性を決定するプロセスである。 いつも、予想より多くの時間を費やすこととなるが、 その先の喜びは、通常よりはるかに大きい。 登場人物が多い、あるいは費やした時間の差なのか 夫婦間よりも親子間のほうが多様な有り様に出会う。 その多様さが、その家族らしさを表現する 複雑でコントラストのある陰影を作り出す。 そういう思いもある...
2018/06/07 更新
事務所のある谷根千は寺町である。 なので、季節の木々が植えられた豊かな自然がある。 花が咲き、葉陰を生み、実をつける。 ここのところの雨で紫陽花に生気が溢れている。 生命感の躍動が曇天のもとでも眩しい。 気がつくと今年も梅雨入りをした。 ★ 無料相談お受けします/相川佐藤建築設計事務所 HP → http://askarchitects.jp/free/freeconference.html TEL.03-5832-954...
2018/03/23 更新
写真は昨日の上野公園。 桜は3分咲きか? ここでは日本語以外の言語が飛び交っている。 すっかりインターナショナルな観光地というところか。 ★ 無料相談お受けします/相川佐藤建築設計事務所 HP → http://askarchitects.jp/free/freeconference.html TEL.03-5832-9541 FAX.03-5832-9542 お気軽に事務所にいらしてください。 無料相談をお受けしています。
2018/03/18 更新
家人に予定を聞かれ、休日出勤をする旨告げた。 由を問うと日曜が彼岸の入りとのこと。 失念するほど、追われてはいないが…… 日暮里で下車し、もみじ坂を上り天王寺脇を抜ける。 谷中墓地では、お線香が香り、車の一大渋滞。 手桶と仏花を手にした人たちの賑わいである。 ちなみに秋のお彼岸は秋分の日が9月23日なので 彼岸の入りが9月20日となる。 おはぎと共にお忘れなく。 ★ 無料相談お受けします/相川佐藤建築設計事務所 HP → ...
2018/03/12 更新
ここにきて、日々季節が変わりゆくのを感じられる。 週末に隣町の松戸に行ってきた。 水戸街道沿いの宿場町だった松戸には その面影が多く残っている。 例えば、瓦屋根の木造住宅が駅前に点在する。 背景はマンションであるが 川の多いこの町らしさは悪くない。 少し足をのばすと河津桜の並木がある。 濃い桜色が早春にふさわしい。 何本かの花が枝ごと揺れている。 目を凝らしみるとメジロである。 地元の人に愛されるよい町である。 佐藤 勤 ...
2018/03/02 更新
今年もリクルートの住宅宅情報サイトSUUMOから みんなが選んだ住みたい街ランキング が発表された。 関東を対象にした2010年からはじまった調査だ。 例年、個人的には世相が反映されていると感じてきた。 街(駅)ランキングは、1位・横浜、2位・恵⽐比寿、 3位・吉祥寺、4位・品川、5位・池袋。 住みたい⾃自治体ランキングでは、1位は東京都港区。 以下世⽥谷区、千代⽥区、目黒区、文京区と続く。 穴場だと思う街(駅)ランキングの1位...
2018/02/28 更新
今月も今日でおしまいである。 一月往ぬる二月逃げる三月去るとはなるほどである。 プロジェクトが重なりバタバタとしている。 時は逃げていく。 僕らの事務所では、敷地購入時のアドバイスもする。 なので、購入前に相談にくる方も多い。 付き合いは足掛け2年にも3年にもなることが多い。 漠然としてイメージしかないが大丈夫か? その土地で夢は叶えることができるのか? 本当に困ってらっしゃるというのに察しがつく。 なので、時間の許す範囲で対...
2018/02/26 更新
僕らは設計途中では和室をまずはオススメしてみる。 夏の昼寝の楽しさやこたつの楽しさなど 多目的に使えることで利便性があがるのもあるが、 生活が豊かになることが一番の理由だ。 一瞬の余剰に見えるスペースは無駄ではなく 家全体を豊かにするために考えられたものなのだ。 たとえば、雛飾りや五月人形をかざったりと、 季節感と心のこもった家族の思い出をつくる場となる わかっているのだが、和室を確保するの難しい。 我が家ではダイニング脇でこん...
2018/02/20 更新
東京ガスの家づくりサイト「OZONE 家 design」で 「居心地よい二世帯住宅」の事例として 私たちの設計の「調布の家/KM邸」が紹介されました 建主さんへのインタビューや 家づくりでのポイントなど 家づくりを考える方々の参考になりと思います OZONE 家 design「居心地よい二世帯住宅」 調布の家/KM邸 へのリンク https://www.iedesign.ozone.co.jp/case/house/detai...