建築家・相川直子+佐藤勤さんのブログ一覧
2020/06/15 更新


こんな時期ではありますが 3月から新宿・OZONEで開催されていた 「建築家と工務店の底力」展の会期が延長され 6月30日までとなりました。 入ってすぐ コンランショップの目の前でやっています。 都市型住宅の家づくりの参考になると思います。 お近くに行かれましたらぜひお立ち寄りください。 ホームページで多くの実績を見ていただけます。 さらに詳細をお知りになりたい場合は 「無料資料希望」という題名でメールください。 図面の入った...
2020/06/03 更新



地下部分の掘削工事が進んでいる。 この建物は地上3階地下1階である。 南側はまるまる1層分の掘削である しかしガラが多い。 ここには江戸時代には人が住んでいたようだ。 このまま何も出ないといいのだが、 なんとはなく、覚悟がいりそう。 教育委員会から調査報告書がきた。 「ご苦労様」という内容の報告書。 工事は続く。 ホームページで多くの実績を見ていただけます。 さらに詳細をお知りになりたい場合は 「無料資料希望」という題名...
2020/05/20 更新



既報のように、工事がスタートした。 看板も設置され、僕らは監理に行っている。 この建物は地上3階地下1階である。 なので、地下部分の掘削工事から始まる。 始まると、色々と出てくるのだ。 掘り出されるものを見る限り、 この敷地にはこれまで2件以上の家が建っていたよう。 浄化槽らしい塊が出てきたり、 大谷石の壁らしきものが出てきた。 埋め戻しに使われたようである。 文化財はもっと困るがこうしたガラも困る。 掘りながら振り分けて分...
2020/05/14 更新



文京区の現場が本格的に動き始めた。 地鎮祭を終え、地縄を張った。 次の段階へ 今回のプロジェクトは地上3階地下1階建てだ。 地下にはビルトインガレージがあり ガレージ内から屋内玄関に上がれる。 地下階はRC造で、上が木造。 敷地の高低差が2mほどある。 さらに、屋上に上がることができる。 なので山留め工事が必要となる。 4mほどのH型鋼を12本コの字型に打ち込む。 関東ローム層という適度に硬い地盤がこの1.8m下にある そこに...
2020/05/11 更新



地縄を引くといつもだいたい図面と違う。 何が違うかというと道路図と測量図と現況図 それに現場の様子。 微妙に寸法が食い違う。 ゾッとするぐらい違うこともある。 地球の表面であるプレートは、移動し続けている。 本気で地表が伸びているのではと思うこともある。 “社会倫理を守りながら建主さんの利益も守る” スタンスとしてはそうなる。 時々世の中を理不尽に思うこともあるが、 建築という社会性はそういう精度であり制度である。 もちろん、...
2020/05/03 更新



戸建て住宅の建設現場は少人数で動く。 現場への移動も銘々車だ。 「もともとテレワークのようなものですから……」と。 慎重に慎重を重ねて現場が進んでいる。 先日、現場に地縄が引かれた。 設計中に何度か敷地を訪れて、 アイデアがスケール的に、あるいは環境的に 成立するか確認することがある。 そんな時に棒切れを拾って地面に 家の形を書いてみることがある。 それとは違い、図面をもとに人が引く。 図面が原寸大になり、動き出す。 いよいよ...
2020/04/30 更新


木調の格子の外観についた駅名看板は、耳と尻尾と肉球がついているので、見る度、にゃっぽり駅と読んでしまう。 ホームページが完成に近づいています。 本邦初公開の写真が多数あり。 さらに詳細をお知りになりたい場合は 「無料資料希望」という題名でメールください。 図面の入った実例集をお送りいたします。 必ず家づくりの参考になります。 それから新宿のリビングデザインセンターOZONEの 「建築家と工務店の底力」展の インタビューがホーム...
2020/04/29 更新



流石にずっとテレワークとはいかない。 致し方なく出社する。 谷中墓地は新緑に包まれていた。 たかが知れていたはずの時間の流れが 大きかったことを思い知らされる。 いつも完売の老舗の和菓子屋の前を通る。 慎ましく細々と営業されていた。 思わず家人の分の塩大福を購入した。 警戒しながらの日常を思うと、 購入できたこと自体が心を揺すってくる。 まずは東京の感染者が落ち着くことを願う。 ホームページが完成に近づいています。 本邦初公開...
2020/04/24 更新



先日、地鎮祭を終えた現場。 これで工事が本格化します。 色々と確認しながらも、慎重に進みます。 これから地縄に入ります。 引き続き、 いくつかの住宅も引き続きアップしていきますので、 楽しみにしてください。 スライド表示されている住宅は クリックいただくと、さらに大判写真が見られます 説明付きですのでぜひご覧ください さらに詳細をお知りになりたい場合は 「無料資料希望」という題名でメールください。 図面の入った実例集をお送りい...
2020/04/22 更新



昨日、あまり争うことなくマスクを購入できた。 こんな状況になって初めての入手だ。 びっくりプライスの10枚入り。 今後はもう少し落ち着くのか? テレワークのためか、時間の過ぎ方が少し違う。 バックアップのハードディスクの中を見る。 よくわからないフォルダーが散見される。 たまたま開けた写真にハッとする。 春らしさの満喫を思う。 我慢、我慢 引き続き、 いくつかの住宅も引き続きアップしていきますので、 楽しみにしてください。 ス...
2020/04/20 更新


現在、新宿のリビングデザインセンターOZONEで 「建築家と工務店の底力」展に今回も参加中です。 開催中の展覧会に合わせたインタビュー記事が 東京ガスのOZONEのwebで掲載されました。 この時期にもかかわらず、丁寧なやりとりでした。 良い記事に仕上がっているのではないでしょうか。 家づくりの参考になりますのでご一読ください https://www.iedesign.ozone.co.jp/learn/article/arch...
2020/04/19 更新

先日まで、在所しなくてはいけないく 出勤しないわけにはいかなかった。 やっとの思いで、在宅勤務を開始した。 しかし、数日後、必要に迫られて出勤したのだが、 わずか出勤という行為をしないだけで、 東日本大震災の時に感じたような 言い知れない不安を感じた。 医療従事者の切迫した不安に寄り添いたい。 ★無料相談お受けします/相川佐藤建築設計事務所 https://www.aikawasatow.com TEL.03-5832-95...
2020/04/16 更新



日、新しい現場の地鎮祭を行いました。 工事着工前の神事です。 土地の守護神に工事を行うことのご報告と 安全祈願を祈ります。 青竹を四隅に立てた祭場に関係者が集います。 真っさらな敷地に神主の声が大きく響います。 「いよいよ……」となんだか気が引き締まります。 今月は弊社ホームページ更新月間です。 ホームページの住宅の実作をさらに更新しました。 「都市型住宅/狭小住宅」ジャンルの 近作「赤羽の家/O邸」を始め、3作品を更新 ...
2020/04/13 更新



コロナ禍が治らず、ストレスの増す毎日ですが 負けることなく元気を出していきましょう。 ホームページのリニューアル第二弾をしました。 今回はこれまでの実例の中から厳選した造作家具。 ちょっとした棚から巨大壁面収納まで、 建主さんとの綿密な打合せの結晶の数々。 家づくりを考える方々のお役に立てると思います。 「みなさまとのお約束」をご覧ください。 ページ下部の色パネルをクリックすると、 これまでの造作家具の実例が表示されます。 ...
2020/04/05 更新



新聞の折り込みや投函広告で建売住宅を見かける。 こんなご時世でも、住宅産業は動いている。 (いやはや、どんなご時世なのかとも……) 首都圏にいると、狭小住宅の建売が多いか。 正直、価格の低さに驚くものがある。 物事には「適正な価格」があると思う。 では「適正」とは何か? 少なくとも建材の流通単価や人件費を把握している。 その目で見て驚くということではある。 ちゃん考え、ちゃんと作れば それなりに時間も何もかかる。 きちんと時間を...
2020/04/01 更新



ホームページのリニューアルをしています。 特に今回目玉は実例の写真数。 「みなさまとのお約束」をご覧ください。 ページ下部の色パネルをクリックすると、 これまでのキッチン実例が表示されます。 僕らの住まいづくりの提案では、キッチンと リビングやダイングの一体感を検討することが多く 既製品をそのまま使うことは少ないのです。 造作家具で生活空間に馴染む工夫をしています。 様々な実例をご覧いただいて、 皆さんの家づくりの参考にしてく...
2020/03/27 更新



……前回の続き 区役所の文化財課が自転車でやってきたくれた。 試掘の業者さん達とやりとりしながらの試掘。 僕らもちょっとワクワクしながら立ち会った。 結果、つぼがひとつ発掘された。 そんなにも古いものではないらしいという。 何か液体を補完するためのツボか? 地層の感じからは、最近埋められたものかも。 中に何か入っている。 ビー玉や王冠のような金属片。 予定通りに工事スケジュールが組める安心感と ちょっとだけ大発見であって欲し...
2020/03/26 更新



……前回の続き ここは文化財埋蔵の可能性があるエリアなのである。 ◯◯貝塚エリアみたいに呼ばれている。 貝塚ならいいけれど、人骨や土器が出たら大変だ。 それでも、周辺では重要な発掘はなかったという。 あやかりたい…… 試掘は進む。 手掘りなってから、作業者に上から指示が飛ぶ。 明らかにガラじゃないものを発見。 憶測が飛び交うが、すぐに落ち着く。 どうも最近(?どれくらい)のものらしい。 破壊することなく掘り出す段取りが取られ。...
2020/03/24 更新



……前回の続き 家づくりは、環境づくりでもある。 「自分だけ良ければ……」では人として悲しい。 自分のまちを良くしようと、奮起したいところ。 なので、まちを、そして敷地を良く観察するべし。 よって、敷地調査は家づくりの第一歩となる。 調査してみると、さらなる検討や調査が必要となる。 例えば、ここでは文化財埋蔵の可能性があるという。 よって、試掘調査が行われた。 思ったより大掛かりな調査に立ち会った。 都心の住宅地は、色々といじ...
2020/03/20 更新



私たちは建築設計事務所である。 なので住まいづくりの相談をお受けしている。 みなさんいろいろな悩みをお持ちである。 敷地が決まっていたり、いなかったり様々だし、 より具体的であったりする。 いずれにしても色々と検討や調査をする。 特に、敷地候補がある場合は 役所に行ってみたり、現地をみたり…… 調査をすると色々わかるが、厄介なのもある。 現場が進んでみないとわからない系である。 例えば、文化財埋蔵の可能性があるとき。 地面の下に...