建築家・ナイトウタカシさんのブログ一覧
2023/05/06 更新
昨日から新しいお話しへ。 家の中の戸についてですよね。 開き戸と引き戸があって、 それぞれの特徴をお話ししました。 今日は、その続きです。 開き戸と引き戸の特徴。 わかりましたよね。 設計士さんに相談してください。 とはいったものの、提案されるままではいけません。 自分なりに、使い勝手をイメージしながら、 検討してほしいなと思います。 設計士だから、パーフェクトに提案できる。 ということではありませんから。 そこに...
2023/05/05 更新
さて。 今日から新しいお話しです。 家の各部屋への出入口には、戸がついてますよね。 今日から、その戸について、いろいろお話ししていきます。 部屋のドアのことでしょう? そんなに考えることってあるの?? なんて声が聞こえてきそうです。 ドアとかって、「なんとなく」決めてるわけでもありません。 では。何か考えなくちゃいけないのか? まず最初に考えないといけないことは、 開き勝手になります。 大きくは。開き方のことで分けると...
2023/05/04 更新
ずいぶんと長いお話しになりましたね。 耐震性って、家づくりでは、とても大事な要素です。 なので。 しっかり理解して、自分にとって最適解にしたいですね。 どうやら、話が長かったこともあってか、 「結局どうなの?」という問いかけをいただいたので、 今日は、まとめのお話しをしようと思います。 ただ。 細かなところを話し始めると、長くなってしまうので、 全体像をつかんでいただけるよう一部簡略にしますので、 細かく再確認したい方は、戻...
2023/05/03 更新
昨日は、耐震性能を売りにしている 特定の工法についてお話ししました。 もちろん。 それを採用するのも一つの方法なのですが、 それ以外のことも関係するので、慎重に。 といった内容でした。 今日は、その続きのお話しについてです。 以前、木造の建物の構造について 概要をお話ししましたが、覚えてますか? 地震に対抗するために活躍する壁があって、 その壁の長さで、耐震性が影響するという内容。 その壁は、たくさんあるほど、地震に...
2023/05/02 更新
昨日は、構造計算すれば安全? というご質問いただいていたので、 そのことについて、お話ししました。 それは当たり前でしょう! なんて言われてしまう流れでしたが(笑) 大事なので、お話ししました。 さて。 今日は、耐震のお話しの流れで、 初めてお会いした方によく聞かれることを お話ししていこうと思います。 問いかけは、いつもこんな感じです。 「ナイトウさんは、○○工法できますか?」 という内容です。 ○○は伏せておくとして...
2023/05/01 更新
昨日は、詳細な構造計算についてでした。 簡易計算よりは、根拠がしっかりしてますよ。 そんなお話しでしたよね。 次のお話しにと思っていたのですが、 ご質問いただいたので、補足しておきたいと思います。 質問の概要は。 「構造計算すれば安全なんですか?」 という内容。(かなり端折ってますが) この質問への回答として、二つの側面からの視点が必要です。 一つ目。 詳細な構造計算するだけでいいのか。 という意味。 詳細な構造計...
2023/04/30 更新
昨日お話ししたのは、構造計算といっても、 簡易な計算方法が主流なんですよ。 という内容でしたよね。 簡易だからといって、全くダメということでもないのですが、 もう一歩前に進めれるといいかなとは思います。 個人的にはですが。。 一歩進めるとは? というか、簡易でない、構造計算って? と思いますよね。 今日は、その辺をお話ししていこうと思います。 昨日、簡易計算の説明の中で、気になる点ありましたよね。 例えば。 柱と柱...
2023/04/29 更新
やはり、耐震のことって、みなさん興味あるようですね。 かなり反響ありますから。 昨日は、構造計算の中でも一番簡易な計算についてのお話しでした。 法律で定めている、最低限の基準になります。 特に、何も指定しなければ、ここまででもOKなんですよね。 でも、もう少し。。と思われたかもしれません。 実は。 簡易計算でも、もう一つ方法があるんです。 今日は、そのお話しをしていこうと思います。 昨日の簡易計算では、 地震に...
2023/04/28 更新
昨日、地震に強い家にするために、 構造計算という方法があることをお伝えしました。 2025年に、構造計算が義務化になるまでは、 木造2階建ては、計算が不要なんですよと。 とはいえ。 今でも、設計者の「勘」で決めてるわけでもないので、 必要以上に不安になっていただくこともありません。 ただ。 しっかりとした根拠があった方が、安心かなと思いますが。 それはさておき。今日は、その構造計算について もう少し詳しくお話ししていこ...
2023/04/27 更新
昨日から、地震に強い家という内容でお話ししてます。 特に、家づくりされる場合に多く採用される木造。 その耐震性について、お話し続けていこうと思います。 昨日こんなお話ししました。 「木造だって、「しっかりとしたつくり方」をすれば、 地震に強くすることはできるんです。」 その「しっかり」についてですよね。 「しっかり」といっても、 手抜き工事をしない!という意味ではありませんよ(笑) それは、当たり前で、大前提ですから。 ...
2023/04/26 更新
さて。 今日から、新しいお話しです。 実は。 初めてお会いする方と話題になることの一つとして、 耐震についてのお話しがあります。 断熱気密と同じくらいのレベルで話題になります。 (このお話しは、また別の機会に) それもそのはず。 この辺では、ずっと、大きな地震が来ると言われてますから。 いつ来てもおかしくないなんて言われてます。 これから家づくりしようとしている方なら気になるはず。 せっかく建てるのであれば、地震に強...
2023/04/25 更新
昨日ご紹介した和室。 リビングの脇にあるのですが、一体で使うというより 独立して使うことを意図した形でした。 ちょっとした違いなんですけど、 しっかりと独立したような印象でしたね。 今日は、もう少し違った事例をご紹介しましょう。 あれ? タタミコーナーにしては大きいかな。。 なんて思ったかもしれません。 昨日までのタタミコーナーは、LDKの脇にありましたよね。 あくまで。 メインはLDKで、サブスペースといった感じでした...
2023/04/24 更新
昨日は、リビングの脇にあるタタミコーナーをご紹介しました。 段差があった方がいいのか。 ない方がよいのか。 どんな使い方をしたいのかで変わりますよ。 そんなお話しでした。 今日は、少し違った視点でご紹介していきます。 まずは、こちら。 こちらは、昨日ご紹介した事例と同じく、 和室は、リビングの脇にあります。 ただ、少し様子が違いますよね。 段差は、わずか。 昨日ご紹介した事例の半分以下となります。 さすがに、この段...
2023/04/23 更新
昨日は、和室を独立した感じではなく、 タタミコーナーとしてLDKに隣接させる場合のお話しでした。 小さなお子様を遊ばせておく場合には、 いくつか注意点がありますよ。 そんなお話しでした。 今日は、少し違った視点からお話ししていこうと思います。 まずは、こちら。 リビングの隣に段差があって、床仕上げが見えませんが(笑) 床は畳なんです。 そう。段差のあるタタミコーナーですね。 床は畳なんですけど、壁紙をご覧いただくとわ...
2023/04/22 更新
昨日は、来客をもてなす座敷、仏壇を置く仏間。 そんな使い方を目的とした和室をご紹介しました。 そういったパブリックな使い方ではなくて、 自分たちが活用する場所として計画することが、 最近は多いですね。 ただ。 先日お話しした通り、和室自体を採用しない。 そんな選択をされる方も多いです。 では。 敢えて、他のスペースを小さくしてでも、 自分たちが使う目的で設置する和室とは。 どういったケースがあるか見ていきましょう。 ...
2023/04/21 更新
昨日から、和室のお話しですね。 その昔は、部屋の多くが和室だったのですが、 玄関脇の客間という意味で、「座敷」へ。 最近では、来客用の座敷という使い方は 減ってきていて。。 そもそも、和室がいるのかどうか。 そんなお話しでした。 今日は、いろんな和室のつくり方のご紹介から。 実は、昨日使った和室の画像なんです。 こちらの和室は、ご覧の通り、かなりカチッとしたデザイン。 柱が見えていて、長押という横の部材があったり、 床...
2023/04/20 更新
昨日までは、坪単価のお話しでした。 気になる方が多いせいか、反響がすごくありました。 家づくりって、予算とのバランスはすごく大事。 なので、しっかり向き合って決めていってくださいね。 さて。 今日からのお話しは、「和室」についてとなります。 昔ながらのご実家で暮らしてきた方であれば、 玄関の近くに、和室というか、「座敷」って言われる 空間がある方も多いのではないでしょうか。 何を隠そう、私の家にも、玄関入った先に、 8帖...
2023/04/18 更新
設計士さんと注文住宅を建てようとしていたご夫婦。 坪単価を目安にスタートしたことで、 変更もしていないのに、予算調整がうまくいかなかった。 そんなお話しでした。 他人の空言で聞いている方がいるかもしれません。 でも。 実は、業界的にも、坪単価の考え方は浸透していて、 注文住宅なのに、概算?ということで、導入されている 会社が多いですから。 実のところ。 独立したてのころは、実績も少なく、コスト感覚もないので、 やはり、...
2023/04/17 更新
設計士さんとの家づくりでのお話しでしたよね。 予算に近い金額をもとにスタートして、 いよいよ見積もりを出してもらうことになったご夫婦。 その辺からお話し続けますね。 金額。どうだったと思いますか? わざわざ聞くまでないのかもしれませんね。 実は、ご予算の1.5倍を超える金額だったんです! 例えば。 ご予算が3000万円だとしたら、4500万円なんですから。。 さすがに1500万円は。。ではないでしょうか。...
2023/04/16 更新
坪単価のお話し続きですね。 昨日は、とある工務店の事例をもとに、 どんな組み立てになってるのかをお話ししました。 せっかくの注文住宅ですので、 自分らしく、自由につくりたいですよね。 ただ。 家づくりされる方は、皆、必ずご予算があるはず。 その予算とのバランスはすごく大事です。 ついつい、「坪単価」を目安にして探してしまうとしても、 やはり、できるだけこだわりを盛り込みたいですよね。 そこで。 設計士(建築家)という選択...