建築家・ナイトウタカシさんのブログ一覧
2024/03/28 更新
昨日は、設計プロセスにある、 大きな二つのプロセスについて、 一つを省略してしまうケースもある という内容をお話ししました。 今日は、もう少し踏み込んで、 基本と実施では、何が、どう違うのか。 その辺をお話ししていこうと思います。 その前に。 一つお話ししておかないといけないのは。。 その設計の分け方は、設計者によって 違うことです。 なので。 あくまで、弊社をモデルにして お話ししていきますので、もし気になる方は、 パート...
2024/03/27 更新
昨日は、家づくりの設計において、 大きく基本設計と実施設計の二つがある。 それぞれ役割が違っているので、 両方の設計がある方がいい。 でも。 基本設計だけで、工事するケースもある。 そこまでお話ししました。 今日はその続きです。 少しフラットな目線になってみますね。 基本設計だけで、家を建ててはいけないのか? というと、そうでもないかもしれません。 例えば。 規格化された住宅の場合であれば、 以前に同じ建物を建てて...
2024/03/26 更新
昨日まで、地震でも安心できる家 にするための方法についてお話ししました。 構造計算すればいいんでしょ? なんてシンプルな内容でもないので、 気になる方は、読み返していただけると いいかなって思います。 さてさて。 今日からは、全然違うお話ししていきます。 家づくりでは、実際に工事をしていく前に、 どんな間取りで、どんな仕様にするのかを 打合せしながら、その内容を図面にしていきます。 そのプロセス全体を「設計」といいます。 ...
2024/03/25 更新
地震でも安心な家づくり。 ということで、面談時によく聞かれること について、いろいろお話ししてきました。 丁寧にお話しした分、少し散漫な感じがしたので、 大事なところだけまとめておきたいと思います。 地震に強い頑丈な家をつくるために、 耐震等級3にすることを求められることが 多くなっています。 耐震等級3は今ある中では、最上位で 基準の強さの1.5倍と言われています。 確かに、なんだかすごく頑丈そうですが。。 そもそも、...
2024/03/24 更新
昨日は、構造のお話しでよく聞かれることの 一つとして、免震についての内容でした。 すごく良さそうなのですが。 パーフェクトとも言い切れず。。 その辺を理解した上で、採用を検討する。 それをオススメします。 今日は、制震とか耐震についてのお話し。 その前に昨日の補足で一点。 時々聞かれることがあるんです。 「木造でも免震できますか?」 ですね。 木造用の免震システムはあります。 ただ。あまりたくさんのメーカーがないので、...
2024/03/23 更新
昨日は、地震に強い家をつくるために、 特定の会社しかできない、特殊っぽい工法が 必要なのかどうか?について お話ししました。 何を採用するかは、個々人のご判断なのですが、 その特殊「っぽい」工法って。。 実は、同じようなことが普通にできたりします。 なので。 構造に詳しい方にいろいろ聞いてみると よいかもしれないなって思います。 それはさておき。 今日は、次のお話しです。 構造のことで、よく聞かれることの一つとして。 「...
2024/03/22 更新
昨日は、構造計算をして、等級を3にする ことはいいのですが、それだけが最善という わけではないんですよ。 あくまで、計算を依頼する側が、 どう基準を設定するのかで、変わってきますよ。 そんなお話しでした。 なので。 もし、地震にも安心できる家にしたい! ということであれば、構造についても理解が深い、 つくり手を探すといいかなと思います。 今日は。 地震に安心な家という意味で、よく聞かれること についてお話ししておきたいと思...
2024/03/21 更新
昨日は、耐震ということについて、 少し踏み込んだ内容になっていました。 わかりやすくお話ししたつもりですが、 ついてきていただいてますか? 今日は、昨日の続きをしていきます。 もし、難しすぎ!ということでしたら、 読み飛ばしてくださいね。 詳細な構造計算をする。 耐震等級を3に設定する。 それでも、違う内容になることがありますよ。 そんなお話ししましたよね。 それって。 構造を検討してくれる方に対して、 依頼者(設計者と...
2024/03/20 更新
昨日は、耐震等級という基準の中に、 「相当」という言葉が使われる機会があり、 それが、何を示すのかをお話ししました。 第三者の証明を必要とするかどうかは、 人それぞれで価値観違うと思います。 なので。 昨日のお話しも参考にしながら、 考えてみていただければと思います。 さて。 今日は、もう少し踏み込んだお話しです。 もし難しいと感じるようでしたら、 流し読みでもいいので、目を通して いただけるといいかも。 できるだけ、わ...
2024/03/19 更新
昨日は、耐震等級について お話ししましたよね。 同じ等級でも、検討方法が違うと、 頑丈さという意味では、優越がありますよ。 そんなお話しでした。 耐震等級3がいい! どこかのなにかで見ただけで、 表面的にそれを伝えても、内容の伴った 構造になるかわかりませんので しっかり予備知識を入れておくといいですよ。 それはさておき。 今日は、耐震等級が話題になったときに、 よく聞かれる内容について、お話ししておきます。 実は。...
2024/03/18 更新
昨日は、三つあるうちの一番詳細な 構造の検討方法についてお話ししました。 メッセージで直接、いろんな質問を いただいてるのですが、その辺は、 また改めて、まとめてお話ししますね。 メッセージいただいた方々には 少しお待たせしてしまいますが、 ご了承ください。 ちなみに。 基礎のお話しは強烈だったみたいですが。。 あまり不安がらず、設計の依頼先に 相談してみてくださいね。 さて。さて。 今日は、少し話を進めていきましょう。...
2024/03/17 更新
昨日は、木造に限ってなのですが、 構造の検討方法はいくつかあること。 そして。 それには、検討の内容が違うこと。 3つあるうちの2つについてお話ししました。 ちなみに。 昨日ご紹介した、二つ目の構造検討で、 耐震等級を設定することができます。 個人的には。。 「耐震等級」という言葉のニュアンスと 検討内容が、あまり合致していないかも。 なんて思いますが、国が決めてることなので、 それも一つの正解なんでしょうね。 それはさて...
2024/03/16 更新
昨日は、木造の詳細な構造計算が あまり浸透していない理由になりそうなことを いくつかお話ししました。 ユーザーの方から見ると、言い訳っぽいのですが、 それを適正だと思っている、つくり手もいます。 もし、構造について気になるようでしたら、 その辺見極めは必要かなと思います。 今日は、その続き。 鉄骨造とか、鉄筋コンクリート造の場合、 構造の検討っていうと、これまで説明してきた 細かな計算を示しています。 もし、鉄骨造や鉄筋...
2024/03/15 更新
昨日は、地震の時にもっとも安全であってほしい 木造の住宅についてお話ししました。 家づくりのことで調べたりされている方であれば、 現状をご存じかもしれません。 木造の住宅であれば、耐震等級の話の前に、 そもそも計算根拠があるのかどうかが、 一つポイントなんですよ。 そんなお話しでした。 今日は、その続きになります。 昨日の話を聞いた方の中で そもそも、なぜ、計算しないんだろう? なんて、率直に思うかもしれません。 いく...
2024/03/14 更新
昨日は、耐震の基準となる等級1について いろいろとお話ししました。 基準っていいつつ、しっかり計算して、 根拠があるので、安心と感じる方もいるはず。 なので、等級1だからダメということでも ない。 そんなお話しでした。 ただ。 仮に、木造2階の家をつくるとした場合。 現時点では、構造について計算をして 第三者のチェックを受けることって、 義務にはなっていません。 義務じゃないけど、計算してるんでしょう? って思われたか...
2024/03/13 更新
昨日から、地震と家についてのお話し をしています。 今年に入ってから、よくお問い合わせを いただくので、ある程度まとめて お話ししようかなと思ったしだいです。 昨日は、建物の頑丈さを表現するため 耐震等級という指標があることと、 そもそもベースとなる基準について お話ししました。 建築の法律で定めた基準を満たしてる。 それが、基準となる1という等級。 なんとなくですが。。 「基準となる」なんて言い方すると、 足りないよう...
2024/03/12 更新
昨日までは、外構のお話しでしたが、 今日からは、少し違うお話し。 年始から、よく問い合わせをいただくこと。 地震でも安心な家づくりについて。 ここでのお話しを遡っていくと、 そのテーマについてのお話しはあるのですが、 ずいぶんと関心が高くなってようですので、 改めてお話ししていこうかなと思います。 まずもって。 令和6年能登半島地震により被害にあわれた方々に 心よりお見舞い申し上げます。 一日でも早い復興を祈念しております。...
2024/03/11 更新
昨日は、サンルームについてお話ししました。 暖かさに包まれた空間で、快適に過ごす。 そんな夢心地な暮らしを想像させる、 魅力的なスペースです。 そんな夢の空間ですが。。 夏場の暑さも考えて対処しておきましょう。 そんなお話しでした。 今日は、もう少し違った視点から、 お話ししていきたいと思います。 リビングにある大きな窓からつながる 半屋外の空間にする。 とっても素敵なヴィジョンですよね。 冬場に、観葉植物なんかを置...
2024/03/10 更新
昨日までは、植栽のお話しでした。 とはいいつつ、ご紹介したのは、 ほんとにごく一部ですから。 もっと、いろんな樹種があるので、 庭屋さんと相談しながら、自分のお気に入りを 発見して、一本でも採用してみてくださいね。 さてさて。 外構のお話しは、ついに40話! 特別扱いしているわけではないんですけど、 それだけお話しする内容が多いってこと ですよね。 今日の話題は。。 夢(?)のサンルームについて。 リビングにある大きな...
2024/03/09 更新
昨日は、外構に使う植栽についてでした。 いろんな樹種をたくさん庭に!というよりは シンボルツリーとして最小限の植栽を植えて、 楽しむ方向け。 その中でも、常にグリーンの葉をもつ 常緑の樹種について、一部をご紹介しました。 グリーンもいいんだけど。。 せっかくなので、時期になると色鮮やかになる。 そんな紅葉する植栽について お話ししていこうと思います。 皆さんは、紅葉する植栽っていったら、 どういった樹種を思い出しますか?...