建築家・塩田純一さんのブログ一覧
2020/04/25 更新
写真1:一般的にはこのような給気口が各部屋に付いています。フィルターがありませんので外部からの微小粒子物質は防げません。 写真2:私たちの設計は家全体の給気口を1か所にして、そこにフィルターを付けることで、少しでも微小粒子を防ごうとするものです。 写真3:通常のフィルターに加えてHEPAフィルター等を設けることで、かなり室内環境を綺麗に維持できるのではと考えます
2019/08/30 更新
エアコン一台全館空調のすまい5年目のメンテナンス確認に行ってきました。 外壁のシラス壁は水切り部分が汚れているものの 目立ったクラックもなく健全な状態でした。 この住宅は107㎡の全館をエアコン一台で冷暖房しています。 お伺いした日は最高気温34度でしたが、エアコン温度設定26度で 室温、床、壁、天井とも25度台で快適な状態でした。 24時間エアコンは稼働していますが、電気代は気にするほど 掛かっていないそうです。 この...
2019/07/03 更新
漆喰壁は表面が柔らかく、特に曲線に良く馴染みます。 また、素材である消石灰には調湿作用だけではなく、水や土壌を浄化する力 が備わっており、長い時間を過ごす住まいの内装に適していると思います。
2019/07/01 更新
最近、大谷石を内装に使います。 外部だと少し劣化が心配ですが、内部だとラフで良い味を出します。 間接照明を加えると、より陰影が鮮明になります。
2019/06/24 更新
石灰石から作られた消石灰を乾燥させる棚です。 3階建てになっていて無駄なく作業が出来る通路が設けてあります。 材料の搬出には機械を使うそうですが、設計は100年前から変わっていないそうです。
2019/06/21 更新
福岡にあるしっくい工場へ! しっくいの建物を多く設計している関係から、どのようにして作られてい るのか見学してきました。 石灰石(炭酸カルシウム)を原材料にして様々な素材が作られている工程 を目にし、規模の大きさと複雑さに圧倒されました。
2019/06/17 更新
NHK「いだてん」で有名になった和水町(なごみまち)へ! 主人公、金栗四三の生まれ故郷として有名ですが、この町には他にも江田舟山古墳があります。 公園になっていて、いきなり前方後円墳が現れます。 家形石棺の入口は意外とシンプル。照明は自分たちで点けます。 入場料も無料でのんびり過ごせました。
2019/06/10 更新
事務所の近くの南池袋公園は、週末家族連れで賑わっています。 以前はあまり雰囲気の良くない場所でしたが、「都市のリビング」というコンセプトで再開発されて、素敵な芝生の広場になりました。 養生の為に芝生に入れない時期もありますが、見ているだけでも楽しめるぐらい手入れの行き届いた美しい公園です。
2019/06/03 更新
以前、住んでいた渋谷桜丘にコンサルで毎月出かけていますが、行くたびに再開発工事で様子が変わっていくのが判ります。 知っている建物や、道路が無くなるのは寂しい気がしますが、この街の将来の姿を想像すると気持ちが高まるのも事実です。 改めて建築とは破壊を伴う行為であることを実感します。
2019/06/01 更新
5月と言うのに最高気温32度という真夏日の午後、訪問しました。 エアコンの設定温度は25度、室内空気温度は26度、湿度42%で快適でした。 床面が24度、壁面、天井面が26度と空気温度と表面温度が同じで床面温度が少し低いので、快適に感じたのだと思います。 施主のお話では、これから夏に近づくにつれ、少しづつ身体が夏の暑さに慣れていくので冷房の設定温度を上げていくとの事です。 このあたりは、もう少し真夏の時期に再訪したいと思い...
2016/09/23 更新
U邸、夏場の状態を確認しに出かけました。 8月のある日、外気温は30度を超えて猛暑日でした。 エアコン27度設定で室温、壁床天井の表面温度も27度。 エアコン一台で全室同じ温度です。 また、24時間フィルターを通した新鮮給気が循環していますので 心地よい空気感が感じられます。 3時間ほどお邪魔しましたが、心身ともにリラックスする時間でした。
2016/05/06 更新
鉄筋コンクリートの被害が見受けられます。 1階ピロティの柱が被害を受け、全体が傾いた建物がありました。 地震のエネルギーの凄さを実感しました。
2016/05/01 更新
昨日(4/30)、熊本へ入りました。 空港も被害を受け、施設内では手洗いの水が消毒を必要としていました。 熊本城もいつもの堂々とした雰囲気ではありません。 街中の至る所で被害の跡が見られます。
2016/01/02 更新
U邸はこの寒さの中、エアコン一台で22度の室温と表面温度です。 床暖房との違いは壁、天井まで同じ輻射温度であること。 春の日差しのなかに居るような心地よさです。
2015/12/19 更新
竣工して2ヶ月。 かなり外気温が寒くなったので、暖房温度を確認してきました。 エアコン温度設定は21度、風量は中でした。 各部屋を測定すると床、壁、天井とも23度前後、湿度40%。 エアコン一台でどの部屋もほぼ同じ温度です。 スリッパなし、上着なしで十分快適でした。
2015/12/06 更新
熊本の古民家を見てきました。 熊本の北側、菊池市・山鹿市です。 母屋と作業場、倉庫が中庭を中心につながっています。 つい最近まで使われていて、内外ともきれいです。 もちろん、水回りや断熱など手を加える必要はあります。 土地、建物で、とてもお手頃な金額です。 軽トラックまでついています。 この古民家はすでに検討中の方がいらっしゃるようですが、ほかにも良いものがあります。 菊池、山鹿は温泉も素敵です。
2015/11/18 更新
U邸はエアコン一台による全館冷暖房空調システムです。 外気取り入れはガラリの一部を使い、この一か所のみです。 サーモグラフィーで外気が入ってきている緑色が右端に見えます。 通常は外気温度は寒いですが、このシステムは一工夫で全く寒くありません。 業務用キッチンも使い勝手が良さそうです。 お風呂も結露せず、さわら壁が乾いていました。
2015/11/15 更新
U邸、竣工後一か月です。 AVコーナーには数台のスピーカーが置かれていました。 図書スペースにはマグネット付の黒板にメモが並んでいます。 浴室の壁も水蒸気が留まることなく入浴後も乾いているとのこと。 どの部屋も同じ温度で、輻射暖房が心地よく感じられました。
2015/11/11 更新
U邸、竣工後1ヶ月検査に行って来ました。 当日は外気温が暖かかったので、エアコン20度設定で、 室温24度、湿度60%、壁、床、天井とも約22度という快適な状態でした。 北側の収納室壁面も床吹き出しのお陰で同温で結露の心配が無く、 安心しました。
2015/10/24 更新
U邸の外壁はそとんかべです。 これはしらすを原料にした透湿性の高い素材です。 表面で水を弾くのでは無く、保湿させて蒸発させます。 夏の暑い日には水を掛けて表面温度を下げることさえ行われています。 呼吸する家には不可欠な材料です。