建築家・塩田純一さんのブログ一覧
2015/10/15 更新
U邸全室冷暖房のサッシュ下吹き出し口です。 床下のダクトとは直接繋いでおらず、途中で開放します。 この為、床全体が温かくなり、壁、天井面まで輻射で同じ温度になります。 全室冷暖房は春、秋の2か月を除き24時間運転を続けます。 U邸で空調にかかる電気代は年間4万円程度です。 冷蔵庫の電気代ぐらいです。
2015/10/14 更新
U邸の浴室は設計時点では白い壁でしたが、湿度を逃がすために サワラの壁に変更しました。 木の香りによるリラックス効果もあります。 自然素材による影響は大きいですね。
2015/10/13 更新
室内の快適さの指標にPMV値というものがあります。 室温、相対湿度だけではなく、放射温度、気流などの数値を入れて出します。 U邸でも写真の装置で測定しました。 数値は+3から-3まで。0が最も快適です。 結果は+0.36。 輻射冷暖房のお陰でしょうか、満足する結果でした。
2015/10/11 更新
U邸の水回りにも床吹き出し口があります。 床、壁、天井の温度はエアコン設定温度とほぼ同じです。 これから寒くなると床下暖房の威力が発揮されます。
2015/10/09 更新
U邸は省エネ基準がフラット35Sと同等である証明をいただきました。 今回の省エネ住宅ポイントとすまい給付金申請に間に合ったようです。 気密、断熱性能を上げた分だけ費用も掛かります。 このような補助金が出ると有難いですね。
2015/10/08 更新
U邸のキッチンは業務用のキッチンです。 シンクの深さをオーダーして家庭用の深さに浅く作り直してもらいました。 そのシンクの下にも冷暖房の吹き出し口をつけました。 冬の調理も足元が冷えずに快適です。
2015/10/07 更新
U邸の玄関には小さなベンチを設けました。 ベンチの下には全室冷暖房の吹き出し口があります。 冬の玄関も足元が温かく快適です。
2015/10/03 更新
U邸はエアコン一台で全室空調します。 物入れの下にコンパクトにエアコンとファン、ダクトがセットされています。 エアコンを24度に設定すると、床、壁、天井の全てが輻射熱で24度に近くなります。 天井の高いリビングも玄関もほぼ同じ温度です。
2015/10/02 更新
U邸が竣工しました。 リビング、ダイニング、寝室はワンルームの天井が高い空間です。 キッチン、浴室はスケールを変えて小さめの心地良いスペースとしました。 しかも全館をエアコン一台で冷暖房します。
2015/09/04 更新
足場が外れました。 そとんかべのかき落しが、ほど良いテクスチャーになっています。 室内も間接照明がつきました。 DAIKO照明お勧めのかまぼこラインLEDを間接ボックスに納めました。 照度としてはこれだけで十分です。 浴室の壁はさわら材です。悩んだ末に透湿性のある無垢板壁としました。 上部がガラスですので開放感があります。
2015/08/09 更新
玄関からアプローチ床は一番暗めの300角タイルに決まりました。 建物の色とのバランスですが、面白い玄関になりそうです。 浴室はさわらの壁です。 水蒸気を通すために木を選びました。 室内から室外まで透湿抵抗の低い素材を使う事で可能となりました。 木の香りが気持ちよいです。
2015/08/01 更新
リビングの内装も進んでいます。 ハイサイドライトからの光が心地よいです。 玄関の庇も付きました。 ボンデ鋼板にローバルという強力なメッキ塗装です。 外壁は透湿性があるそとんかべ。 専用の透湿防水シートを使います。 通気層は設けません。 内装から外壁まで全て透湿性のある材料で造るから可能なのです。
2015/07/30 更新
内装がだいぶ出来てきました。 内壁はチャフウォールというホタテ貝殻を混ぜたもので 消臭、吸湿、抗菌効果があります。 また木部塗装はプラネットジャパンの自然塗料です。 気密性の良いすまいは、自然素材で創る必要があります。
2015/07/11 更新
床下冷暖房のユニットがやっと設置されました。 10帖用エアコン一台とDCファン3台のセットです。 これで住宅の冷暖房を全てまかないます。 右側に見えるのが給気口です。 給気もこの一箇所だけ。フィルターをつけて綺麗な外気を取り込みます。 床吹き出し口の木製ルーバーも付きました。
2015/06/27 更新
U邸の断熱材はセルロースファイバーです。 これは新聞紙を細かく砕いて圧縮したもの。 壁に100㎜、屋根に150㎜を吹き込みます。 グラスウールなどのシート状の断熱材に比べて隙間がありません。 そして何と言っても水蒸気を通します。 呼吸する家には不可欠です。
2015/06/20 更新
U邸は床下冷暖房を取り入れています。 しかも全ての部屋の空調を10帖用壁掛けエアコン一台で行います。 省エネと適切な温熱空間の構成、それから新鮮な給気による循環を 一度に行う事ができます。 床下ダクト工事が始まりました。
2015/06/14 更新
サッシュがついた時点で気密測定を行いました。 高気密住宅にはこの測定が不可欠です。 3回の測定で結果1.4㎠/㎡でした。 東京都の省エネ基準値が5.0㎠/㎡ですからかなり良い数値です。 このあとセルロースファイバー断熱材吹き付けと内装材の施工を 行いますのでさらに気密の数値は上がるものと思われます。 エアコン一台の全館空調システムにこれで安心して進んで行けます。
2015/06/10 更新
いよいよ上棟です。 棟部が高いので平屋ですがボリュームがあります。 模型による検討と実際のスケールに違和感が無く安心しました。 この後すぐに屋根下地に入ります。 梅雨前に屋根工事を終わらせておくのが鉄則ですね。
2015/04/10 更新
基礎耐圧盤の配筋検査を行いました。 構造事務所の方に確認をお願いしました。 施主にも見ていただきました。 納得いただきながらの現場監理です。
2015/02/20 更新
今日はU邸の地鎮祭でした。 天気にも恵まれ、気持ちよく祭事を行うことができました。 いよいよ工事のスタートです。