建築家 濱田 猛さんの作品事例
HouseOK
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | 3500万円 | 2017年 | 大阪府 |
今回の計画では、1階の西側に中庭を設け、2階の西側には多くの窓を設けました。2階の窓から差し込む光が吹抜を通して1階に到達します。
西日の問題を解消するため、西側の窓にはドイツ製の外付けブラインドを採用することで冬には日光を取り込み、夏には遮断することができます。
撮影:笹倉洋平
CROSS PARK
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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リフォーム・リノベーション・増改築 | 都市部 | 5000万円 | 2018年 | 大阪府 |
計画にあたりまず考えたことは「公園みたいなスペース」をつくることです。
昼間の公園では、子供同士や、大人同士、またはそのミックスなど、あちこちでいろんなコミュニケーションが生まれています。待ち合わせて落ち合うこともあれば、一人でいるところに偶然友人に出会うこともある。
この不確定な出会いの要素を取り入れることで、社員同士のコミュニケーションを向上しようと考えました。
具体的には、
既存の木造柱を公園内の樹木と見立て、その合間を路地が行き交うことで多様な居場所が生まれる仕掛けを造りました。
会議をしたり、プレゼンテーションをしたり、時には一人で集中したり。一つの空間で様々な活動が同時に行われます。
House HS
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | 2200万円 | 2014年 | 大阪府 |
道路側のボックス(小)は平屋建ての駐輪場で目隠しの役割を果たします。奥のボックス(大)を主な生活スペースとし、1階にLDKと水回り、2階に各個室を配置しています。外壁は無骨な鉄板張りとし、内は木やタイルの素材感を出したやわらかい雰囲気です。
D Office
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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その他 | 都市部 | - | - | 大阪府 |
クライアントは、精密機器や建材の説明書を企画し印刷する業務を行っていることから、外観は、その洗練された企業イメージを表現するために金属版を使ったシンプルでシャープな構成としました。
内部は、長時間の事務作業を行うオフィススペースと、疲れを癒すことができるリフレッシュスペースに分け、それぞれの空間の性質を変化させることで、集中と緩和の気持ちの切り替えをサポートしています。
具体的には、オフィススペースは白い家具と色温度の高い(白い)光で、いかにもオフィスらしく構成されており、リフレッシュスペースは、木材と色温度の低い(赤い)光でリビングルームのような空間を演出しています。
Office A
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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その他 | 都市部 | 300万円 | 2010年 | 大阪府 |
今回の計画では、まず家具や床に木の素材感を出しました。また、固定式の家具ではなくテーブル、棚に全てキャスターを付け可動式とすることにより自由な家具配置ができるよう配慮しています。照明器具も色温度の低い電球色とし、照明シーンも数種類切り替えれるようにしました。家具の配置パターンと照明パターンを組み合わせて様々なシーンを造りだし、機能的に業務に適応できるオフィス、それが「アダプタタブルオフィス」です。
窓の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | 2500万円 | 2019年 | 大阪府 |
幸い、南面の間口が約16mあったため、その利を生かして南面に9つの窓を設けました。大・中・小の大きさの窓を組み合わせて適所に配置することで、いろいろな光が室内に差し込みます。外を通る人や車の視線高さには窓を設けず、プライバシーにも配慮した配置としています。
内部は、リビングアクセスプランとし、プライベートエリアへの動線上に内庭を設けました。木製ガラス戸で仕切ることで、内のような外のような曖昧なスペースとしています。
全体をある程度シンプルにつくることでコストダウンを図り、ローコストを実現しています。
撮影:笹倉洋平
House S
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | 2100万円 | 2013年 | 大阪府 |
ゆったりとした住宅地に建つ住まいです。明るく開放的で風通しのよい空間である一方で、プライバシーや防犯性の確保にも努力しています。
Renovation5050
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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リフォーム・リノベーション・増改築 | 都市部 | 800万円 | 2019年 | 大阪府 |
キッチン、ダイニング、ベッド、書斎がすべてワンルームの中に存在しており、
要所にシナベニヤでできたローウォールを配置して柔らかく仕切る構成。
ベッドで寝ながら本を読む、
ダイニングテーブルで仕事をする、などなど
これまで限定して使われていたものを、よりフレキシブルにすることで
家族が自分の居場所を選びながら自由に生活する、という新しいライフスタイルに対応しています。
また、シナベニヤの可動本棚を4台造りました。
キャスターが付いているのでいろんな形にトランスフォームします。
家主のライフスタイルにフレキシブルに対応できる新しい空間です。
撮影:笹倉洋平
Various Places
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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リフォーム・リノベーション・増改築 | 都市部 | 1300万円 | 2020年 | 大阪府 |
この住まいには、いわゆるリビングといった用途はなく、大テーブル(4.1m×1.2m)、集中ブース(囲われた個室)、図書スペース(オープンなデスク)、ベッドスペースなどいろんな場所を提供しています。
Withコロナの今の時代、在宅勤務は当たり前になっています。
4人ご家族はそれぞれノートパソコンやタブレットを持ち歩き、気分によっていろいろな場所で勉強や仕事ができるようになっています。
オンライン会議は集中ブースで行う。
ベッドスペースで寝ながら本を読む。
レストランのようなオープンキッチンで料理をふるまう。
大テーブルにみんなが集まりそれぞれの作業をしている。
などなど
撮影:笹倉洋平
AKAビル
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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リフォーム・リノベーション・増改築 | 都市部 | 900万円 | 2013年 | 大阪府 |
生活に必要な用途を各フロアに分散して配置し、階段室を行き来しながら生活するというなんとも不便な構成です。2階にリビング、3階にダイニングキッチン、4階に水回りと寝室、5階は趣味やバーベキュー、BARを楽しむ多目的ルーム。
それぞれの内装仕上げを少しづつ変化させることによって用途間の変化を強調しています。また、一日に何度も上り下りする階段室はデザイン関係の仕事に就くクライアント夫婦のギャラリースペースとしており、日々制作された作品が並んでいます。
決して便利とは言えない積層長屋、でも階段を通るとそこに別の風景が待っている楽しさがあります。
1棟(長屋なので半棟?)で何通りもの楽しみがある住まい、クライアントはその個性を楽しんでいます。