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インテリックス 中古マンション再生 リノベーション事業拡大へ

2011年2月16日掲載

中古マンションを買い取り、室内をリノベーション(改修)したうえで保証を付けて販売??。インテリックス(東京都渋谷区、山本卓也代表取締役)のリノ ベーションマンション事業が好調だ。現在、首都圏を中心に1カ月間で100?120件を取り扱う。今年度(5月期)の販売戸数は1270件に上る見込み。 今後は仕入れ体制を強化し、更なる事業拡大を図る。

仕入れる物件選定のポイントは共用部の管理状況。築年数は問わない。平均すると約20年だが、築30年、40年の物件も手掛けているという。「ハード面は再生できるが、管理は自社で手を入れることができない。ハード、ソフト両面を見極めて購入者が安心して暮らせる住まいを供給するのが売主の責任」(同社)と考える。創業以来これまでに1万戸以上の販売実績を持つ。そこで培ってきた物件選定やプランニングなどのノウハウを生かし、一般的には敬遠されがちな古い物件でも商品化する力を持っていることが強みだ。 同社では物件を買い取る際、特に古い物件ではスケルトン状態にしてから内装を作り上げることから、売主の建物に関する瑕疵(かし)担保責任を免除するケースがある。それにより、売主(個人)や、「原状のままの流通でトラブルに巻き込まれたくない」と考える仲介会社の不安材料を払拭(ふっしょく)し、流通を促進する。また契約や引き渡しのタイミングも売主の都合に合わせて行っており、仲介会社経由で持ち込まれた様々な案件、問い合わせに応えている。
【リフォーム・リノベーション】

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