建築家 山本浩三さんの作品事例

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駒沢の家

駒沢の家

建築種別 ロケーション 予算帯 竣工年 都道府県
注文住宅 都市部 - 2022年 東京都

細長い敷地の場合、道路がどの方角にあるかで最大で住空間を確保できるスペースが決まります。第一種低層住居専用地域だと顕著に差があり、大きい順に並べると、北道路>南道路>東道路=西道路となります。この住宅は敷地が北道路に接しており、また、南側が隣地の庭のため、採光、住空間共に最大限に確保されたものとなっています。
南側隣地からの採光は、将来的に建物が建ったとしても、斜線で抑えられ、高天井の窓から恒久的に確保できます。また、住空間は建ぺい率、容積率共に最大で、2階上部のロフト(小屋裏収納)も下階(2階)の1/2を上限に確保しており、また、天井高さもロフト部分全て上限の1.4mを確保しております。

代沢の家

代沢の家

建築種別 ロケーション 予算帯 竣工年 都道府県
注文住宅 都市部 - 2019年 東京都

高低差のある角地に建つ3階建ての住宅です。建て主はご夫婦と2人の成人のお子さま。
それぞれが独立した生活の時間を過ごすため、できるだけ家族が干渉し合わない動線計画が求められました。そこで、3階建て住宅のオーソドックスな構成(1階に寝室と洗面・浴室、2階にLDK、3階に寝室)に、玄関を1階と2階に配置しました。3階の寝室へは2階の玄関をつかってアクセスすることができ、また、家族それぞれの来客者も1階を経由すくことなく2階のLDKにアクセスすることができます。さらに、2階のLDKを時間の過ごし方が異なるリビングとダイニングキッチンとに分節し、ダイニングキッチンにはパントリーや、ミセスコーナーといった家事機能も持たせ、木箱に納めました。

喜多見の家

喜多見の家

建築種別 ロケーション 予算帯 竣工年 都道府県
注文住宅 都市部 - 2019年 東京都

2階には大きな窓が二つあり、一つは周囲の街並みを望める窓、もう一つはこの住宅の中庭とも言うべき屋上テラスや空を望める窓。この二つの景色(外部空間)を同時に望むことのできるリビングは、内部空間でありながら、この住宅の「縁側」とも言うべきバッファゾーン(中間領域)のような役割を担っています。このリビング空間により、各階を区画し、閉じた諸室をつくりながらも、積極的に街並みと関わり、開放的な住空間となっています。

曳舟の家

曳舟の家

建築種別 ロケーション 予算帯 竣工年 都道府県
注文住宅 都市部 - 2019年 東京都

1階は防犯的な観点から、敷地中央の公園側に中庭を設け、この中庭を取り囲むように玄関、洗面・浴室、ゲストルームを配置し、中庭を介して採光を確保しています。
また、2階のダイニングはこの中庭に面した吹き抜けを設けて公園と一体になるように床から天井まで窓とし、リビングには公園との間にバルコニーを設けて、公園とは直接繋がらないようにしています。このように公園からの採光や、通風等の恩恵を受けながら、部屋の用途や大きさによって、窓を適切に配置し公園と共存する住宅を目指しました。

若林の家

若林の家

建築種別 ロケーション 予算帯 竣工年 都道府県
注文住宅 都市部 - 2017年 東京都

都内で若い30代のご夫婦とお子様一人が暮らしていくのに必要なプログラムをコンパクトに配置した住宅です。一般によく使用され、流通している既製品と工務店の標準仕様を組みあわせることで、コストを抑えつつ、同じ素材ながら使い方や見せ方で豊かな空間を目指しています。空間と機能の関係が過不足なく、必要十分の関係で成立しているので、都市部における効果的で機能的な住宅が実現しています。

北烏山の家

北烏山の家

建築種別 ロケーション 予算帯 竣工年 都道府県
注文住宅 都市部 - 2022年 東京都

1階のリビングの天井高さは3mを確保しながらも、玄関側のキッチンやパントリーは全館空調のダクトルートとしているため、2.3mと低く抑え、天井の高低差により各スペースに表情を与え、また、2階の床は1階のリビングの天井を3m確保するために、スキップフロアになっており、1階とは反対に床の高低差により各スペースに表情を与えました。
さらに各階の全館空調の吹き出し口は「壁吹き出し」のため、15センチ以上の壁面が必要となり、所々に折り上げ天井となっているが、前述の床や天井の高低差の中に溶け込むように設えています。
結果、扉の代わりに天井や床の高低差によって各スペースの敷居として認識することができ、広がりのある住空間となっています。

上落合の家

上落合の家

建築種別 ロケーション 予算帯 竣工年 都道府県
注文住宅 都市部 - 2022年 東京都

敷地は住宅密集地。都内の典型的な立地条件の一つである、前面道路幅員4mの敷地に建つ3階建ての住宅です。北側斜線により3階に寝室を配置するのが一般的ではあるが、この住宅では3階にLDKを配置し、斜線により削られる北側にテラスを設け、さらに3階上部に第2リビングと位置付けられるロフトを付加することで、LDKの空間の広がりを確保しています。暗がりになりがちな1階の中央にある玄関は、南向きにほぼ一直線に3階まで登る階段により、明るく照らされています。
北側斜線、道路斜線に沿って、建物高さ、建ぺい率、容積率、ロフト制限(小屋裏)全てにおいて最大限に確保し、建築のシルエットを決定している。

下井草の家

下井草の家

建築種別 ロケーション 予算帯 竣工年 都道府県
注文住宅 都市部 2500万円 2016年 東京都

この住宅は建ぺい率50%、容積率100%の敷地に建っており、
建ぺい率いっぱいに、1階にLDK、水廻りを、2階には個室を配しています。
残り50%を駐車スペースやアプローチに、そしてリビングと同じ大きさの中庭を確保しました。
当然この中庭は建ぺい率には算入されません。建ぺい率の低い敷地ほど外部を積極的に取り込む計画ができます。

東雪谷の家

東雪谷の家

建築種別 ロケーション 予算帯 竣工年 都道府県
注文住宅 都市部 2600万円 2019年 東京都

1階は敷地面積の60%を確保できるのに対し、2階は残りの40%ではありますが、20%は床は無くても、20%の吹抜空間はつくれます。よって、100%の容積率ではありますが、120%(60+40+20)の住空間を確保できます。
そこで、1階にLDKを配置し、その上部に20%大きな吹抜を配置しました。この吹抜は、敷地のほぼ中央に位置しており、この吹抜を生活の中心に、玄関や駐車スペース、各居室やバルコニーで取り囲みました。結果、この床の無い20%の吹抜を介して、生活の視線が交差し、採光や通風も確保された住空間となっています。

流山の家

流山の家

建築種別 ロケーション 予算帯 竣工年 都道府県
注文住宅 郊外 - 2021年 千葉県

去年の春、弊社設計の住宅が掲載された雑誌「東京の若手建築家と建てる家」をきっかけにお問い合わせを頂き、家づくりが始まりました。家づくりを始める前は、マンションを購入し、リノベーションで検討されていたようですが、やはり何かが違うと、限界を感じられ、自分たちのライフスタイルに合わせた生活の器をと、一念発起し家づくりに至ったそうです。やはり、ご年配の方ほど既製の生活の器は窮屈に感じられると思います。

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