建築家 山本浩三さんの作品事例
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Asakusa apartments
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | 3600万円 | 2013年 | 東京都 |
建主は60 代のご夫婦で、終の棲家としながらも、今後の収益を目的とした賃貸併用住宅が求められました。敷地の大きさ、法律上は5 階ほどの建築は可能であったが、建設コストと収益とのバランスから、敷地の一部に貸し駐車場、自動販売機の、別の収益手段を確保して、建築での収益を一室のみの木造2 階建て、メゾネット形式で計画を進めました。一室のみの賃貸併用住宅ではあるが、専用住宅とは異なり収益を目的としているため、内部構成を外部に現した広告として、また、前面が公園という環境から、外部空間を内部に取り込めるように、木造ではあるが、カーテンウォールのファサードを試みました。
西池袋の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | - | 2013年 | 東京都 |
アウトドアが好きなお施主様で、玄関とは別に勝手口を設けて、車からの荷おろしからの最短で床下収納を計画。この床下収納は、スノーボードの選手であるご主人のホビースペースに隣接してアクセスしやすく、回廊プランにより、家族も使いやすくなっている。
神宮前の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | 2700万円 | 2014年 | 東京都 |
動線計画から始めたこの計画は、L型道路の一方を敷地内に延⻑させ、この敷地に相応し
い位置にアプローチ、エントランスをおいた。アプローチの先にはテラスがあり、2層分の
壁で取り囲んだ。これにより一歩、敷地に入れば、隣接する建物を一瞬にして払拭させた。
さらにこの壁は、2階のテラスを機能的にリビング側、キッチン側と使い分けできるように
分断すると同時に、唯一リビングから抜けのある方向を示唆するかたちとなっている。
上層へと続く、動線の先にある最上階のテラスにも建築の外郭に沿って壁で囲い、この住
宅だけに「空」を切り取った。
東五反田の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | - | 2022年 | 東京都 |
内部の平面計画は建物中央に坪庭を設け、さらにこれに沿って廊下や階段を設置することにより生活動線に外部を取り入れました。一般的に坪庭は建物の外周を閉じた場合における設計手法ですが、この計画では周辺環境の外部空間を取り込みながら、それに呼応するように建物内側にも外部空間をつくり、各スペースの前後、あるいは表裏を曖昧にすることで空間の広がりを加速させています。
笹塚の家Ⅱ
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | - | - | 東京都 |
住宅の場合、基本計画においては玄関からリビングまでを効率よくどう連結するかを考えます。
折り返し階段のように、1階から3階までの階段を同じ位置に配置するのではなく、直階段で1階から2階への階段を上がった後に、すぐに3階への階段を配置することで、短距離で効率良く3階に到達することができます。階段を配置しながら窓も同時に配置することで採光も得られ、階段が上下に重ならないので、開放的な昇降空間が生まれます。
西国分寺の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | - | 2023年 | 東京都 |
幹線道路沿いに建つ2階建ての住宅です。
建主の要望は中庭のある住まい。敷地の三面は建物が隣接しているため、主要な窓は道路に開く計画とし、道路と玄関の間に「前庭」を設えました。幹線道路は道路幅が広く、内部から道路方向へは近隣建物とに距離があるため、採光は得られやすいのですが、その反面、住宅地内の道路と比べて交通量や騒音も多いため、住まいとの間には緩衝エリアが必要となります。
この住宅の「前庭」はそんな緩衝エリア(バッファゾーン)と採光を兼ねたものとして機能させています。
美浜の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | 4000万円 | 2023年 | 千葉県 |
都心から少し離れた住宅地に建つ住宅です。
周辺は2階建ての住宅が建ち並んでおり、防犯、プライバシーの面から、1.2階レベルの外周部には採光のための窓は設けず、高天井から採光を得る計画としました。2階は西日を避け、北、東、南側に形や大きさの異なる連続した窓を設け、日差しの移り変わりや、空の表情を感じ取れる住空間となっています。
北千束の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | - | 2023年 | 東京都 |
最大限建ぺい率を確保した上で一階の下部に階には算入しない床下スペースや、二階の上部にルーフバルコニーを設けて建物高さを確保しました。床下スペースは一階の約半分の大きさとし、スキップフロアにすることで緩やかに上階へと繋げ、また2階の南北方向には、間口めいっぱいに広げた開口を設け、階段はそれぞれの方向に向かって配置しました。
吹抜やストリップ階段(蹴込板の無い階段)により、暗くなりがちな一階の玄関をも明るく照らす開放的な住空間となっています。
上原の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | - | 2023年 | 東京都 |
地下一階と地上二階から構成され、シンプルでありながら機能的な空間利用がなされています。南側に配置されたプールは、リビングエリアと直接繋がり、全開口のサッシを介して屋内外の境界を曖昧にしています。これにより、家族のコミュニケーションを促し、自然との一体感を生み出す設計となっています。内部は、南側から明るい自然光が差し込む広々とした空間で、シンプルながらも温かみのある素材を使用して落ち着いた雰囲気を醸し出しています。壁の仕上げはそれぞれ異なった材料を施しながらも、建築自体の美しさが際立つように配慮しました。
代田の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | - | 2023年 | 東京都 |
建蔽率は60%ですが、道路側に面したテラスは、地盤面から1メートル以下の位置に設置されており、建築面積から除外し、内部の床を最大限に確保しました。このテラスには、ベンチが設置されており、内部のテレビボードと一体化している点が特徴です。また、外壁の一部が内部の壁に接続しており、内外の空間が一体となるデザインが、住宅の開放感と一体感を高めています。このように、代田の家は機能性とデザイン性を兼ね備えた、現代の多様な家族構成に適応する住宅として設計されています。道路からの高低差を利用した3階建て構造や、敷地の有効活用、そして内外の空間をつなぐデザインは、住む人々に快適な居住空間とともに、新しい住まい方の可能性を提案しています。