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長谷工 築30年低層マンション向け改修、営業提案を積極化

2013年2月1日掲載

長谷工グループは、築30年程度の低層マンションを対象に、長寿命化と省エネ性能を向上させる改修の提案を積極化する。

このほど、「外断熱改修」や共用部照明のLED化などを行う「設備の高効率改修」、「耐震改修」、スマートメーターによる見える化などを行う「スマート化改修」、「その他改修」の5つの改修メニューからなる総合省CO2改修を策定。外断熱改修でコンクリートの寿命を2倍に延命化するほか、スマート化改修などを含めて、CO2排出量を23%削減できるという。また、長寿命化などを通じて、「住宅の資産価値も1割程度上がるのではないか」(長谷工コーポレーション)と見ている。 同改修第1号物件として、東京都多摩市の多摩ニュータウンで1982年に竣工したエステート鶴牧4・5住宅(356戸・29棟)で実施。総工事費11億円超の大型リフォーム工事になるという。今後、約150万戸存在すると推計される同様の低層マンションを対象に提案。2013年度は首都圏、関西圏で1プロジェクトずつ、2014〜2016年度は年間2〜3プロジェクトの受注獲得を目指す。
住宅新報社
【リフォーム・リノベーション】

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