マンションリフォーム徹底解説!
管理組合とのやりとり
マンション管理組合とのやりとり
いざリフォームとなると、とかくプランや価格にばかり目がいってしまいがち。でも、ちょっと待って!マンションには集合住宅特有の制限があります。マンションの居住者がリフォームを考える場合、何よりも管理組合の承認が必要となってきます。大切なリフォーム工事をスムーズに行うために。管理組合とのやりとりをどのように進めていけばよいのかレクチャーします。
マンションをリフォームする場合は、何よりも最初にご自身の建物の管理規約を読むことをお薦めします。マンションごとに、専有部分改修細則が様々に規定されています。工事の時間の制限や日曜・祝日の施工の可否、資材の搬出入方法から、床材、工法などについて細かく定められているところもあります。まずは、管理組合に問い合わせてください。
この際に、マンション内の空き住戸で工事期間中の仮住まいを斡旋してもらえる場合もあるので確認しておきましょう。
また、工事業者側にも、車両の止め方や仕様などマンションの細則をきちんと伝えておくことが大切です。施主には、マンション側と業者側相互にそれぞれの情報をしっかりと伝え、上手につなぐ役割を担っていくことが必要となります。
申請書類は、基本的に工事の一ヶ月前までに提出とされています。それに加え、設計図、仕様書、工程表の提出が求められる場合もあります。そして、理事長の受理後、1ヶ月以内に工事承認がおります。上下階からの同意書の提出を義務づけているところもあります。承認がおりる前は工事に着手できませんので、マンションのリフォームは特に早めに検討し、必要書類を揃える必要があります。
いよいよ工事前日になりましたら、近隣の方に挨拶をしておきましょう。業者が行ってくれることもありますが、その際にもご本人が石鹸程度のものを持ってご挨拶しておくと心証が違うようです。
マンションの場合、頻繁にエレベーターを使用して資材を運ぶので、上下左右だけでなく同じ階の方にも心配りを。事前のちょっとしたケアで、ご近所さんとのトラブルなく安心してリフォームを進めることができます。
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