【トイレのリフォーム】
便座のタイプについて
便座のタイプについて
便座には、普通便座、暖房便座、温水洗浄便座の3つのタイプがあります。また、便器の前に立つと自動的にフタが開き脱臭を開始するもの、便座から立ち上がると自動的に洗浄してくれるものもあります。今では暖房便座は当たり前ですが、冷房付きも。便座内に冷房ユニットを内蔵していてボタンを押すと冷風が吹き出します。
お掃除のしやすさも、エコも、デザインも。自分に合った機能をチョイスしましょう。
海外ではこちらが主流。昔ながらの電気を使わない便座です。価格が安く、現在ではエコな点が魅力とも言えます。日本製は横寸法(穴間隔)140mmが共通。標準と大型で縦寸法が変わり、標準は440mmから、大型は470mmからとなっています。
バタンと音を立てて閉まらないように、ソフト閉止機能付きのものがでています。掃除のしにくかった部分も楽にお掃除できるように、ワンタッチ着脱式のものもあります。冬場のひんやり感が苦手な方には、カバーをかけるか、木製にすると和らぐようです。フタの部分に組み込める子供用の小さい便座も各メーカーから出ています。
暖房便座は一般的に、表面温度が30〜40℃に制御されています。冬場はふっと落ち着くものですが、使用しない間も放熱し続ける欠点があります。一般的な便座で室温15℃の場合1ヶ月あたりの使用電気代は300〜400円程度です。節電には便座のフタに効果があります。便座のフタを閉めておけば、暖房便座からの熱放散が抑えられるので、フタを開けたままにしておくよりも13%くらい節電になります。
節電問題が重視される最近では、暖房便座のスイッチを入れないというお宅も増えているようです。カバーをかけてひんやり感を防ぐようですが、お洗濯が間に合わないお宅などでは、カバーをするよりも、
さっと拭くだけでお手入れできる暖房便座は魅力なようです。導入するかどうかは、今後のライフスタイルにかかわるので熟考を。
温水洗浄便座とはウォシュレットやシャワートイレのこと。設置するには、トイレにアース付きコンセントの設置が必要です。しり洗浄やビデ洗浄、温風乾燥、脱臭やノズル自体の洗浄、暖房機能などがありますが、機能が増えるほど価格も高くなっていきます。温風乾燥の機能は短時間に乾ききらないのが一般的で、導入に迷う方も多いようです。
操作はユニバーサルデザインの観点から、本体ボタンからリモコン操作に変わりつつあります。便座の機能だけでなく、壁面設置のパネルやリモコンなども実際に触ってみて、その使いやすさを確認することも大切です。
また、トイレの最大の悩み、臭いにも各社取り組んでおり、オゾン、酸素、除菌イオンなどで臭気を吸収する脱臭が開発されています。
最近になって、老朽化による火災や感電、漏水などの事故も報告されています。10年以上使用している製品には点検をおすすめします。
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