建築家・ナイトウタカシさんのブログ「家の当たり前を考え直してみる㉔洗面脱衣1」

家の当たり前を考え直してみる㉔洗面脱衣1

2025/03/10 更新

先日から続いてる、少し変わったお話。
よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできているんですよね。

その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
なんてこともありますから。

キッチンの食洗機と食器棚についてお話しました。
とても大胆な内容でもあったのですが、
意外にも共感される方もいるのかなと思います。

今日は、違う場所のお話。
どこかっていうと、洗面脱衣です。

みなさんが今暮らしてる家の洗面脱衣って
どんなレイアウトになっていますか?

おそらくですけど。
お風呂の隣にあって、洗面台と洗濯機が
並んでおいてあるカタチじゃないでしょうか。

よくある広さは2帖で、それ以下だと、
かなり窮屈なので、あまりないかもしれません。

脱衣って名前があるとおり、お風呂に入る前に、
服を脱ぐので、そこに洗濯機があるのは、
ある意味合理的なのかもしれませんね。

さらに。
洗濯機の脇に洗面台があれば、予備洗いする時
便利ですし、お風呂から出た後にドライヤーで
髪を乾かすこともスムーズにできますよね。

ある意味、合理的で、超コンパクトに
まとまったスペースなので、よくこのカタチが
採用されるんだと思いますし、そこに大きな
違和感は感じていないかもしれません。

でも。ここで少し考えてみましょう。

そもそも、洗面することと脱衣することって、
別の行為だし、別のタイミングで行うことが
ありますよね?

というか。一人のひとが、同時に行うこと
ってないのかもしれません。

脱衣する人と、洗面をする人が別であれば、
同時に使うことは十分あり得ますよね。

家族だから同時でも問題ないでしょう?
って思ったかもしれませんが。。

脱衣は、基本的に裸になることなので、
家族であっても、見られることが嬉しくない
なんてケースもありますよね?

思春期の女の子がいれば、そう思うことも
あり得るのかなと思います。

なので。
最近では、洗面と脱衣を分けれるようにしたい
という要望をよくお聞きします。

一番シンプルなカタチは、洗濯機と洗面台の間に、
引き戸を設置するという方法です。

でも。。
各々が1帖しかないと、洗面はまだいいのですが、
脱衣は、かなり窮屈に感じるかもしれません。

体の大きい方がご家族にいたら、かなりきつい。

窮屈だと。。
結局使わなくなるなんてこともあるので、
広さには注意して決めましょう。

長くなってしまったので明日に続きます。

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