建築家・ナイトウタカシさんのブログ「家の当たり前を考え直してみる⑬(風呂4 」
家の当たり前を考え直してみる⑬(風呂4
2025/02/25 更新
先日から、少し変わったお話。
よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできているんですよね。
その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
なんてこともありますから。
昨日は、浴槽をなくしてシャワーだけだと
冬場の寒さに耐えられないんじゃないかについて。
家の断熱性能が上がってることやユニークシャワーで
対策はできそうですよ。
そんなお話でした。
今日は、シャワーブースの広さについて
お話していこうと思います。
みなさん。
シャワーブースっていうと、どんな広さを想像しますか?
人にもよりますが、こんなイメージではないですか?
ドアを開けるとシャワーとちょっとした収納棚があって、
ほんと最小限な感じ。天井も低かったりします。
もしかすると、海水浴の時に海の家で使う、
シャワーブースを思い出す方もいるかもしれません。
規格品で最小限の広さというと、80cm角。
よくあるトイレの半分ほどの広さです。
シャワーを浴びるにはそれでもよいと思いますが、
さすがに窮屈に感じる人が多いかもしれません。
実際のところ、80㎝角サイズですと、
戸がじゃまになって、出入りしにくかったりします。
もっと広くしたい!ということであれば、
規格品でも、もっとサイズはあるんです。
80cm×1.2mサイズ
80cm×1.6mサイズ
1.2mサイズでも、先ほどお話した戸の分は
気にならなくなる方が多いでしょう。
たかが40cmですが、ずいぶんと違ってきます。
ですので。
最小でも80cm×1.2mサイズがオススメです。
それと。
シャワーブースっていうと、なんとなくですが、
立って使っているイメージが強くないですか?
私も最初はそう思っていましたから。
何かっていうと。
シャワーブース内にベンチがあるタイプも
あったりします。
こんな感じ。
腰かけながらシャワーを浴びるのもいいですし、
脚の裏を洗ったりする時にも重宝しますよね。
いやいや。80cm幅が狭くて困る。
そんな方には、先日ご紹介したファブリック浴槽
にすれば、1.2mX1.6mサイズもありますし、
タカラスタンダードにすれば、サイズオーダーが
できて、広くすることも可能ですから。
シャワールームって狭い。
そんなイメージは払しょくできたかなと思います。
いかがでしょうか?