建築家・ナイトウタカシさんのブログ「洗濯スペースをどうする?⑥」

洗濯スペースをどうする?⑥

2024/07/26 更新

昨日は、洗濯スペースにあるといい
ということで、収納のお話しました。

収納メーカーがつくっている収納が
なかなか便利ということで、
ご紹介しました。

今日は、その続きですね。

まずは、こちらをご覧ください。


足元に洗濯パンがありますよね。
その脇にあるのは、多目的流し。

ボウルがかなり深いので、
念入りに何かを洗うためには最適です。

例えば。
代表的なのは、靴ですよね。
これだけ深さがあれば、ゴシゴシできます。

それ以外に。。

泥のついた洗濯物の予備洗いとか、
つけ置き洗いなんかにも便利ですよね。

予備洗いとか、つけ置き洗いであれば、
洗濯スペース脇にあると便利ですよ。

ちなみに。
もし、洗面と洗濯スペースが一体であれば、
洗面台を使うことで、多目的流しの役割を
持たせることができます。

とはいいつつ。
おしゃれな洗面台だと、ボウルが浅いので、
主要メーカーの既製品がオススメです。

それと。
多目的流しをつけるのであれば。。
その奥の壁面を、キッチンパネルにする方も。
ゴシゴシ洗うと、壁が汚れる可能性もあるので。

多目的流し以外には。

もし、ご自身でアイロンかけをするのであれば
アイロン台を載せるためのカウンターがあると
便利ですよね。

そのカウンターで気を付けたいのは、
設置高さ。

アイロンがけを立ってするのであれば、
床から90cmくらいの高さがいいでしょうし、
座ってアイロンがけをするのであれば、
通常の机高さとして、60-65cmくらいが
最適です。

立ってアイロンがけをする方が多いので、
90cmくらいにすることが多いかも。

それと。
アイロン台を収納する場所がいるでしょうし、
アイロン自体を収納する場所もいりますね。

ということで。
洗濯スペースについて、いろいろとお話を
してきました。

どんな使い方をしたいのか。
それによって、スペースの場所や大きさが
違ってきたり、必要なモノも変わってきます。

どんな暮らしをしたいのか。
それを想像しながら、決めていただけると
いいと思います。

参考にしてくださいね。

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