建築家・ナイトウタカシさんのブログ「どんなキッチンがいいの?⑭」
どんなキッチンがいいの?⑭
2024/06/11 更新
昨日は、主要メーカーのキッチンについて
大枠での特徴をお伝えしました。
さらに、数メーカーの中からセレクトするため
各社のサイトをチェックしてみるといいですよ。
そんなお話しでした。
とはいえ。。
漠然とメーカーのサイトを見たとしても、
見るための視点がないので、なかなか
難しいかもしれません。
今日は、そのいくつかの見方について、
お話ししていこうと思います。
まず。
各社のサイトを見てみるとします。
おそらくですが。
キッチンに名前がついているかなと思います。
例えば。リクシルであれば。
「リシェル」「ノクト」「シエラ」(2024年現在)
どれも、画像のキッチンは素敵!
でも。率直なところは・・
何が違うのかわからないな。。
でしょうね。
メーカーによっては、金額は併記されてることも。
でも、あまり参考にならなかったりします。
(これはのちほどお話しします)
では、何が違うのかというと。
車で例えれば、車種みたいなもんです。
高級車から低価格な車種まで、いろいろありますよね。
主要メーカーのキッチンも似ていて、
キッチンをグレード分けしているんです。
例えば。
リクシルの場合、グレード高い順でいうと、
リシェル>ノクト>シエラとなります。
では。
そのグレードで、何が違うのかというと。。
一つは、カタチの自由度ですね。
そもそも、主要メーカーのキッチンは、
ある程度規格があるといいましたよね。
その規格のある中でも、規格具合に幅があります。
グレードが高くなればなるほど、選べる幅が
増えていきます。
つまり、組み合わせのパターンが多くなりますよね。
逆の場合だと。
何かしたいことがあっても、制約があってできない。
なんてことも出てきます。
もう一つは、色柄や素材のバリエーション。
当然かもしれませんけど、グレード高くなると、
いろんな素材を使うことができます。
逆に、グレード高くないと選べない素材もあります。
2024年現在で、例えばで挙げれば。。
キッチンの天板で、セラミックという素材が
とても人気があります。
そのセラミックを選ぶためには、高いグレードの
シリーズのキッチンにしないといけません。。
なので。
セラミックの天板にしたいなら、自動的に、
最上位グレードのキッチンになってしまうわけです。
いやいや。最上位ならいいじゃない?
って思うかもしれませんが、
気になることありますよね?
そう。価格のこと。
気になるところですが。。
長くなってしまったので、明日に続きます。