建築家・ナイトウタカシさんのブログ「ダイニングの配置はどうがいい?①」
ダイニングの配置はどうがいい?①
2024/05/18 更新
昨日までは、スタディコーナーについて。
どんなカタチがあるのか。
どれが最善なのか。
そもそも必要なのか。
そんなお話しでしたよね。
ご家族でいろいろ話してみてくださいね。
さて。
今日からは、全然違うお話しです。
そのテーマは。。
ダイニングテーブルについて。
といっても。
テーブルそのものの話ではなくて、
キッチンとの位置関係のことです。
なんだそんなことか。
って思われたかもしれませんね。
これから家づくりをしようと思っている
みなさんは、どこにテーブルがあるイメージ
でしょうか?
いくつかパターンありますよね。
一つは。
キッチンが壁に向かってついていて、
その背面にスペースがある場合。
キッチンに立ったら、そのすぐ背面に
テーブルが置かれているでしょう。
賃貸物件なんかで、DKなんて呼ばれてると
こんなカタチが多いはず。
もしかすると。
壁付のキッチンが主流だった頃に
ご実家を建てたのであれば、
同じ感じでしょうね。
二つ目は。
壁付けのキッチンは同じですが、
ダイニングとキッチンが切り離されてるカタチ。
キッチンへの出入口側を出た先に
ダイニングテーブルがあるカタチです。
これも、壁付キッチンが主流だったころは
よくあるカタチの一つでしたね。
三つ目は。
分譲マンションなんかでよくあったスタイル。
南側に、リビングとダイニングがあって、
そのダイニングへは、わずかな隙間でつながる
吊戸付きの対面キッチンで、一体感はない感じ。
対面キッチンの初期型ともいえるスタイルで、
一時期の分譲マンションではよくあるスタイルでした。
(今でも新築であるかもですが。。)
おそらく。
ここ最近、ご実家を建てたりしていなければ、
仮住まい含め、この三つのカタチかなと思います。
この三つのカタチって。
古臭い印象をお持ちの方がいるかもしれません。
私はフラットでオープンな対面キッチンがいい。
そう思っている方であれば、なおさらです。
でも。
この三つの中で、家事を切り口にすると
意外にも合理的なカタチがあったりします。
みなさん。どれだと思いますか??
長くなってしまったので、続きは明日へ。