建築家・ナイトウタカシさんのブログ「スタディーコーナーどうする?①」
スタディーコーナーどうする?①
2024/05/14 更新
昨日までは、リノベーションを検討されていた
御夫婦が感じたモヤモヤについて、
いろんな側面からお話ししました。
これからリノベーションとかリフォームを!
と考えている方々には、参考になる内容かな
って思いますので、ご覧くださいね。
さて。
今日からは、気分を変えて、別のお話し。
テーマは。
スタディコーナーとなります。
これから家づくりをスタートさせようとしている
方々であれば、もしかすると聞きなれないかも。
なので。
スタディコーナーって、誰のためで
どこにつくることが多いのか。
その辺からお話ししておきましょう。
小学校低学年のお子様がいるお母様。
お子様って、どこで勉強していますか?
もちろん、家づくりする前の方ですと、
賃貸物件に住んでいると思いますので。
子供部屋は確保できていないかなと思います。
ということで、お子様が宿題をやる時には、
おそらく、ダイニングかリビングで
やっているのではないでしょうか?
そうすると。
子供が勉強しているのかを親が監視できますし、
子供もわからないことがあったら、聞きやすい。
ダイニングテーブルであれば、広く使えるし、
姿勢よくもできるので、合理的なんでしょうね。
それと。
ダイニングであれば、食事の時に使うので、
それまでに宿題を終わらせて片付けまでできます。
ちなみに。
リビングテーブルだったりすると。。
教科書が出しっぱなしだったりなんてことも
ありそうですね(笑)
ということで。
親の目が届く範囲で、机が広く使えるので、
ちびっこが勉強するには、ダイニング周りって
すごく合理的なんだと思います。
その他にも。
大人がPC使って、調べものとかネットとか、
作業をするのも寝室というわけにもいかず、
机を広く使えるダイニングテーブルが、
すごく便利なんじゃないかって思います。
ここまでお話ししてくると、なんとなく
イメージしていただけますよね、きっと。
ちびっこの勉強だったり、親のちょっと作業のため
ダイニング周りに、そういう作業専用の場所として、
スタディーコーナーを計画することになります。
ダイニングはダイニングだから。
勉強とか専門のスペースがあると便利じゃないって。
コーナーの幅は、何人座る想定なのかで
80cmとか160cmとか、いろいろあります。
すごく有効なスペースなんだとは思いますが、
万人に最適でもなさそうなんですよね。
長くなってしまったので、明日に続きます。