建築家・ナイトウタカシさんのブログ「外構のお話し(砂利とか砕石2)⑦」
外構のお話し(砂利とか砕石2)⑦
2024/02/01 更新
昨日は、床の仕上げとして。
砂利とか砕石についてお話ししました。
雑草対策として効果的な仕上げだし、
防犯対策になるかも(笑)
そんなお話しでした。
今日は。
砂利や砕石を敷くにあたって、
気になる点をお話ししていこうと思います。
一つ目は、下地について。
床に砕石とか砂利を採用するとき、
駐車場みたいに、土の上にそのまま敷く。
そんな方法が馴染み深いかもしれません。
もちろん、それでも十分雑草対策にはなりますよ。
ただ。
石と石の隙間はあるので、そこを使って、
雑草って生えてきたりします。
かなり量は少ないのですが、
できれば、より少ない方がいいですよね。
なので。
砂利や砕石下には、防草シートを敷く
ことをオススメします。
砂利や砕石を上からかぶせるので、
見た目は気にせずでいいかなと思います。
名前からして、草が生えないんだろうな
って思うかもしれませんが。。
そうでもありません。
ただ、土に根を張らないので、
とっても抜き取りやすいですよ。
しっかり敷き詰めておくと、
シートに紫外線が当たりにくいので、
経年での劣化を遅らせることができますから。
ちなみに。
駐車場を砕石にする場合で、防草シートを
採用するのであれば、強度の強いタイプを
セレクトする必要があります。
破れてしまったら、効果が減りますから。
二つ目は、砂利や砕石の大きさ。
え?大きさってあるの?
って声が聞こえてきそうです。
砂利も砕石も、粒の大きさに規格があります。
なので、工事してもらう前に、どんな大きさを
想定していますか?と聞いた方がよいです。
もちろん。
もともと、大きさが指定できるのであれば、
指定してもよいですよ。
大きさにあまりこだわりないので、お任せで!
って思った方がいるかもしれません。
もちろん。お任せでもいいんですよ。
少し気を付けたいのは、猫のトイレ対策。
野良猫がいるような地域であれば、
猫のトイレで使うようなサイズ感は、
避けたいですよね。
どちらかというと、細かいよりは、
大きい感じがよいかなと思いますよ。
実際に敷いてしまう前に、
サンプルを用意してもらって、確認しましょう。
今日はこの辺で。