建築家・ナイトウタカシさんのブログ「大きな擁壁のある敷地で建替えるには?③」

大きな擁壁のある敷地で建替えるには?③

2024/01/07 更新

先日から、敷地の中に大きな擁壁がある敷地で
建て替えを考えてるご夫婦のお話しです。

昨日は、ハウスメーカーがどんな提案だったのか。
それをご紹介してましたよね。

すごく大きな擁壁を長い距離やり替えなので、
ビックリする金額になるのも理解できます。。

もしかして、建て替えできないかも?
と思いつつ、工務店だったらどうかということで
相談をされました。

今日は、その辺りからの話となります。

御夫婦は、いろいろと検索したり
ホームページをチェックして、
二つの工務店に行きつきました。

どちらかに絞り込めなかったそうで、
2社に相談を持ち掛けます。

両方の工務店に、現地を見てもらって、
建て替えしたいことを伝達。

現地を見てもらった際には、
両社とも、特に何もコメントはなし。

次回、なんらか提案をしてくれることに。

ハウスメーカーのこともあったので、
二つの工務店も擁壁をやり替えとの提案なら
建て替え自体を考え直さないといけない。
そんなふうに思っていたそうです。

それでは。結果どうだったのか。。

先に提案してくれた工務店の回答は。。
丁重な「お断り」でした。

擁壁が安全とは言い切れないので、
擁壁をやり替えしたいけど。。
その工事が難しく、対応できない。

個人的には、適切な判断の一つかなと思います。

それを聞いて、
御夫婦は、諦めモードに。。

ただ。
もう一社あるので、そこに期待をしてみます。

では。
もう一つの工務店の提案はどうだったのか。。

建て替えではなく、家のフルリノベーション!
やはり、擁壁は触らず進めたい。
そうであれば、リノベが最適で、
スケルトンにすれば、見た目だけでなくて、
断熱性とか、耐震性もかなりよくできるんですよ。

そんな内容だったそうです。

ある意味、納得な内容だったみたいなのですが、
そもそも、家の全体床面積が小さいので、
希望する部屋の広さが取れないのがネックに。

リノベーションも理解はできるけど、
それだったら、別で新築した方がよいかも。
そう思い出したそうです。

少し視野を広げながら、いろいろ調べていたら、
そういう高低差のある土地には設計士がいい!
という記事を発見。

藁をもつかむ思いで、設計士を探し始めます。
そこで二つの設計士に行きつきます。

まずは、一つ目の設計士に相談をすることに。
(弊社とは違う設計士さんに最初に相談されました)

長くなってしまったので、明日に続きます。

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