建築家・ナイトウタカシさんのブログ「給排水・給湯について①」
給排水・給湯について①
2024/01/02 更新
さてさて。
年始のご挨拶の次は。。
これまでと同じく、家づくりのいろいろについて
順次進めていきたいと思います!
早速ですが、今日は。
お水やお湯、排水のことについて
お話ししていきたいと思います。
何か気にしないといけないことあるの?
って声が聞こえてきそうです(笑)
見えない部分の配管のこととかは、
工事する方にお任せすることとして、
いくつか決めておきたいことがあるんですよね。
どこに水を出すのか、排水するのかは、
図面を見たら、一発でわかるので、いいとして、
よく話題になるのは、お湯を出す場所。
何か決まりがあるわけではないので、
必要であれば、どこでもお湯を出すことはできます。
例えば。
賃貸物件とかだと、洗濯機の水栓って、
単水栓(お水だけ)ですよね。
もちろん、それで十分役割は果たせます。
でも。
お水より、お湯の方が、汚れが落ちやすい。
なんて言われていますよね。
なので。
お風呂が近くにあれば、その残り湯を使って、
洗濯をしますなんて方もいるかなと思います。
今でも、そういった方はいらっしゃるのですが、
それを少し面倒だなと思う方もいます。
そんな時は。
ご想像の通り、お湯を出せるようにしておくと
便利ですよね。
単水栓の場合は、壁から蛇口一本ですけど、
混合水栓(お水とお湯)の場合は、
こんな感じになります。
ちなみに。
この水栓をよく見ていただくと。。
蛇口の先端が、普通と違いますよね?
これ。
もし洗濯機につながるホースが抜けてしまった場合、
蛇口からの水がストップする形なんですよね。
その方がよいですから。
それと。
水栓が壁から飛び出すって、それはそれでいいのですが、
最近は、飛び出さないタイプもあったりします。
例えばこちら。
何かっていうと、埋め込みになってるんですよね。
パッと見ると、人の顔みたい(笑)ですけど、
出っ張らない分、洗濯機のジャマにならないですし、
見た目もスッキリしていていいですよね。
そうそう。
掃除のしやすさは、全然違いますから。
おっと長くなってしまったので、
続きは明日へ。