建築家・ナイトウタカシさんのブログ「タイルのお話し⑫(大判タイル)」

タイルのお話し⑫(大判タイル)

2023/09/03 更新

昨日まで続いたモザイクタイル。
かなり反響あったので、その人気がうかがえます。
いろいろあるので、迷ってしまいますよね。

使い方次第では、魅力的なインテリアになるので、
いろいろ比較検討しながら、検討してみてください。

今日は、モザイクタイルとは、ある意味対極にある
大判のタイルについてお話ししていきます。

タイルで最初にご紹介した10cm角タイル。
それは、ここでいう「大判」には該当しません。

どの程度かっていうと、最小でも。
短手の長さが、30cm以上になります。

そんな大きなタイル。
どんな風に使うと思いますか?

もしかしたら、インスタとか友人の家とかで
ご覧になったことありませんか?

例えばこちら。

リビングの正面壁に、石目柄の大判タイル。
テレビの背面壁に、何かアクセントを入れる。
そんな時によく使われます。

そうすることで。
壁紙とは異なる意味で、高級感を演出できますよね。

大判のタイルって、ベースとなるイメージは、
天然石を張り付けた感じ。

高級なホテルのエントランスロビーの壁に
天然石って採用されたりしているおかげで、
ゴージャスな雰囲気を醸し出すことができます。

ちなみに。
こちらのタイルは、互い違いになるように張っています。
正方形をずらさず張るのもいいんですけど、
横長なプロポーションでしたら、この張り方もよいです。

では。互い違いに張らないとどう見えるのかというと。
こちら。




向かって右側になります。

かなり表情豊かな石目柄なので、
天然石を彷彿されてくれますよね。

互い違いな張り方ではないのですが、
一枚一枚に柄がしっかりあるおかげで、
とても高級感のある雰囲気に仕上がっています。

先ほどの事例は、リビングの正面壁だったんですが、
こちらは、玄関から玄関ホールにかけて、
一面をタイルの壁に仕上げていますね。

リビング正面だけでなく、こういった使い方もいいですよ。

そうそう。
シックな色合いにしてあるので、高級感はありますが、
派手は印象はありませんね。


大判のタイルって。
もっと、もっと、いっぱい種類があるんですけど、
全てを紹介していくと、長くなってしまうので、
大判タイルとしては、ここまでにします。

明日からは、別のお話しです!

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