建築家・ナイトウタカシさんのブログ「ショールームのお話し⑥」
ショールームのお話し⑥
2023/06/29 更新
昨日は、ショールームで、色とか素材とか、
触ったり見たりすることが大事ですよ。
そんなお話しでしたよね。
カタログやネットでは、わからない
感覚的なものなので、ペタペタ触ってきてください。
さて。
ショールームの見学のポイントの続きです。
今日は、設備関係についてのお話しです。
キッチンとか、お風呂とかには、
いろんな設備が取りついています。
例えば、キッチンであれば。
水栓、コンロ、レンジフード、食洗機。
ここまでは、おそらく設置されますよね。
(食洗機は設置しない方もいますが)
その設備ひとつとっても、いろんな種類があります。
水栓であれば、形状が違ったり、
センサーが付いていたり、浄水器が付いていたり
シャワーヘッドになっていたり、レバーがいろいろあったり。
一つのメーカーで、一つの水栓ではないんです。
いろんな種類を用意してくれているんですよね。
センサー水栓がいいんですよね!
って、どこかの何かで見かけたかもしれませんが、
全ての人にとって最適ではありません。
長い間、キッチンを使ってきた奥様の場合ですと、
慣れないタイプより、レバーをひねる方が使いやすい
そんなケースもあります。
それより、足元にスイッチがあって、
それを操作することで止水するという方が
アナログですが、便利な方もいるんだと思います。
なので。
いろんなタイプを体感してみたりしながら、
どんな使い方をしたら便利なのかを想像しながら、
比較して決めていくのがオススメです。
展示の中には、実際に水が出るのもあるはずなので、
それを体感してみると、よりイメージしやすいです。
もちろん。
案内してくれる方のアドバイスも参考にしながら。
レンジフードであれば、掃除の仕方は大事なはず。
どのレンジフードが、どういう清掃方法なのか、
実際に、掃除の時みたいに、パーツを取り外したりして、
トライしてみるといいですよ。
当たり前ですが、掃除担当の方が。
(レンジフード掃除だけご主人というケーズもあるので)
書き出すといろいろあるので、割愛しますが、
ショールームで聞いていただくと、ビックリするほど。
それと。もう一つ。
設備機器って、どこのメーカーも同じかというと、
そうでもありません。
共通している機器は、もちろんあるのですが、
そのメーカーでしか扱っていないものもあったりします。
なので。
一つのメーカーだけで決めてしまわず、
いろんなメーカーのショールームに行った際に、
説明を聞いて、体感して、比較してくださいね。
数ある中から、自分にとって、最適最善な、
設備機器と出会えるといいですね。
もう一つポイントあるので、明日その辺お話しします。