建築家・ナイトウタカシさんのブログ「照明計画ってどうしたらいい?③(ペンダン」
照明計画ってどうしたらいい?③(ペンダン
2023/05/20 更新
昨日、ベース照明の一つとして、ダウンライトをご紹介しました。
集中配置してもいいですし。
分散配置してもいい。
シーリングライトにはない良さがあったり。
そんな内容でしたね。
今日は、空間をおしゃれにする。
そんな目的で取りつけることが多い(笑)
ペンダントライトについてのお話し。
名前の通り、天井からペンダントのように
ぶら下がるタイプの照明ですよね。
最近、ペンダントライトがよくつかわれる箇所。
ダイニングテーブルの上とか、キッチンがあります。
ダイニングテーブルの上であれば、
ちょうど、テーブル上を照らしてくれるので機能的。
しかも。
テーブルがあれば、頭をぶつけることもないですから。
例えば。
廊下の真ん中にペンダントライトがあったら。。
コードの長さと身長によりますが、頭当たりますよね。
もし、廊下なんかに取付たいのであれば、
コーナーとか、壁際とか。
できるだけ人が近づかない場所がよいでしょうね。
ずいぶん前に、とあるお客様が。
トイレの照明として、ネットでペンダントライトを購入されました。
ご相談いただかず、そのまま購入されて、現場へお持ちいただきました。
取りつけてビックリ!
部屋の中央に設置していたので、男性は頭が当たる(笑)
なので。
そういう場合は、脇やコーナーに寄せると安心ですよ。
そうそう。
先程の、お持ちいただいた器具は、全幅が60cmほど。
トイレの内法が75cmくらいですから。。。
大きすぎました。
そうなんです。
もし、カタログやネットで、ペンダント照明を購入されるのであれば
その大きさは、しっかり確認してくださいね。
部屋のサイズに合っているのか。
もし、何個も並べたいのであれば、なおさらです。
ペンダントライトの大きさって、ほんといろいろありますから。
それと。
ペンダントライトって、いろんな素材やデザインがあります。
ガラスや金属、アクリルや樹脂、木だってありますよ。
取りつける空間のイメージにフィットするのはどれか。
チグハグにならないように、してくださいね。
迷うようでしたら、設計士さんに相談してみてください。
明日に続きます。