建築家・ナイトウタカシさんのブログ「洗面台のお話し⑪(人気のあるシリーズ)」
洗面台のお話し⑪(人気のあるシリーズ)
2023/03/21 更新
洗面台に限らないんですけど。
ほんと。
いろんな形とかデザインがあるんですよね。
何を重視するのか。
それによって、いろんな選択肢があったりします。
そういった選択肢を知らないまま、
つくり手から提示されるものの中からセレクト。
私だったら、少し寂しい気がします。
それはさておき。
今日も、造作の洗面台のお話しですね。
実は。
ある意味、とても人気のある洗面台なんですよ。
こちらです。
1.6mほどの幅のある洗面台。
既製品のような。。
いや。案外こんな形ってないかも。。
こちら。
アイか工業のスタイリッシュカウンターというシリーズ。
ある程度の規格が決まっているものの、
各パーツを、いろいろ組み合わせていけるんです。
洗面ボウルは、人工大理石。
天板が、メラミン化粧板なんですよね。
アイカ工業って、メラミン化粧板の主要メーカーなので、
メラミン化粧板を使った商材があるのって自然です。
天板にメラミン、ボウルが人工大理石の場合、
異素材ゆえ、つなぎ目にコーキングがあったりして、
汚れが付きやすかったのですが。。
こちらのシリーズは、そのつなぎ目が、
すごくシームレスで、異素材と思えないほどに仕上がってます。
もともと。
素材自体は、表面強度もあって、水にも強いので、
この組み合わせっていいんですよね。
そういう機能性だけでなくて、メラミン化粧板だと、
その色柄の種類が、ビックリするくらいあるので、
自分だけの洗面台を構成しやすいんです。
引き出しの扉も、メラミン化粧板なので、
天板との組み合わせしだいで、いろんな見せ方できます。
ハコ部分は、引き出しにしたり、オープンにしたり、
棚にしたり、いろいろ選べて組み合わせも可能です。
ちょっとした規格はあるものの、色柄やカタチに組み合わせ方で、
自分らしい洗面台を構成できるんですよね。
価格は、半規格型なので、造作家具ほどしないのも、
魅力の一つかもしれませんね。
興味のある方は、ぜひ検索してみてください。
ショールームが近くあるようでしたら、実物見るのもお勧めです。
今日はこの辺で。
明日、同じシリーズで、見え方の違う洗面台をご紹介しようと思います