建築家・ナイトウタカシさんのブログ「洗面台のお話し②(機能+おしゃれ)」
洗面台のお話し②(機能+おしゃれ)
2023/03/12 更新
昨日ご紹介した洗面化粧台。
機能的にいいのはわかったんだけど。。
せっかくなので、おしゃれにしたいな。
そんな声が聞こえてきます(笑)
ということで。
今日は、機能性を保ちながら、
おしゃれ感も入れた事例をご紹介していきましょう。
まずは、こちら。
洗面台と三面鏡の間の壁には。。
そうなんです。
タイルですよね。
名古屋モザイク工業で、奥様が発見した
お気に入りのタイルなんです。
見た目は、もちろんなんですけど、
水撥ねを考えて、掃除しやすい素材ということで、
タイル採用してます。
昨日ご紹介したタイプに比べて、どう感じましたか?
というのも。
こちらの洗面台とミラーキャビネットって。
パナソニックの既製品なんですよね。
カウンターの左端にロゴがチラッと見えてます。
右奥は、カウンター下がオープンで、
こちらに座って、化粧なんかもできるようにしています。
カウンターは、人工大理石で、継ぎ目なく一枚になってます。
ササっと掃除できますよね。
それと。
三面鏡は、もちろん背面が収納になっているので便利です。
ただし。
三面鏡の右側の鏡は、本体工事で設置してます。
既製品のいいところは、取り入れながら、
ちょっとした工夫で、違って見えませんか?
もう一つは、こちら。
似たようなアングルですが。
こちら。
パッと見ると、造作の洗面みたいじゃないですか?
先ほどの事例と同じく、洗面台とミラーの間には、
タイルを張っています。
洗面台をよく見てみると。。
LIXILの既製品の洗面台ですよね。
その脇に、造作でカウンターや棚を製作して、
色を合わせて、一体に見せています。
そんなことだけでも、よく見る洗面台とは、
違って見えませんか?
二つ目の事例の場合だと、洗面台本体は、
清掃性を保持したままなので、機能性と見た目を
ほどよく取り入れてると思います。
昨日よりは、少しオリジナルな感じになってきたでしょうか。
既製品を使った洗面台として、もう一つ方法があります。
それについては、明日ご紹介しますね。