建築家・ナイトウタカシさんのブログ「昨日、洗面と脱衣のお話ししました。 」
昨日、洗面と脱衣のお話ししました。
2023/03/10 更新
昨日、洗面と脱衣のお話ししました。
洗面と脱衣って、一緒の空間が多いけれど、
分けて使えたらいいなという方が最近多い。
別々にすると、各々が小さなスペースになったりするので、
一つの部屋にしておいて、戸やスクリーンで区切るという方法が、
バランスよいのかもしれないというお話しでしたね。
いやいや。
いつも分けて使うから別がいい。
それも一つの暮らし方なので、そう設計士さんに伝えてください。
ただ。
分けて使うとしても、両空間って、近い方が便利です。
ちなみに。
各々をしっかりと確保したケースはこちら。
奥が、洗面スペース。
手前が、脱衣スペース。
同じ広さあるのですが、各々の広さは、2帖なんです。
洗面と脱衣を合計すると、4帖の広さです!
洗面と脱衣が一体になっている場合が、
2帖ほどなので、その倍ですね。
昨日お伝えした通り、引き戸で仕切っていて、
必要な時にだけ、ピシッと閉めるそうです。
(普段ほとんど開いてるみたいですが)
洗面で2帖の広さであれば、見かけないこともないのですが、
脱衣が2帖あるって、あまりないかもしれません。
かなりゆったりしてます。
それと。収納の量もすごいです。
右側には、幅80cmの可動棚が、天井まであります。
それだけでなく。。
左側の戸の中も、奥行45cmの収納なんですよ。
ちなみに、左側の収納は、さきほどの2帖に入っていません。
これだけあれば、洗剤のストックはもちろん、
タオルや下着、普段着やパジャマまで、かなり収納できますね。
ちなみに。
奥に見えている引き戸の奥は。。
ウォークインクローゼットだったりするので、
すごく便利に使ってるそうです。
話を戻しますが。反対から見るとこんな感じ。
可動棚の脇が、洗濯機置場。
この位置関係であれば、脱いだ洋服や下着を、
洗濯機に、直接入れることもできそうです(笑)
といいつつ。
そういうわけにもいかないので、ランドリーかごは使いましょう。
この広さあれば、両手を広げても、壁に手が当たらず、
服を着たり脱いだりできますね。
なので。
別々の部屋として使うこともできます。
みなさんは、洗面と脱衣を、どんな風に使いたいですか?
何を優先しますか?
その辺を相談しながら、どこまでのスペースを確保して、
一体にするのか、別にするのか。
比較検討しながら、考えてみてくださいね。
さて。
明日からは、洗面本体のお話しについてです。