建築家・ナイトウタカシさんのブログ「トイレのお話し②(便器について(続))」
トイレのお話し②(便器について(続))
2023/03/02 更新
昨日は、トイレのお話しでしたよね。
タンクレスがいいのか。
タンクありがいいのか。
いやいや。
見た目も大事だけど、掃除もね。
そんなお話しでした。
今日は、そのお話しの補足がいくつかあります。
まずは見た目のこと。
便器の色って、なんとなくですけど、
白が多いですよね。
というか。
白しか見たことない人がいるかもしれません。
実は、白以外にも、アイボリーとかピンクなんかも。
その辺までは、あまりイメージ変わらないんですけど、
こちらはどうでしょうか。
いろいろ調べている方は、ご存じかもしれませんが。
LIXILから、こんなブラック色が出てたりします。
思い返してみると、かなり前からあります。
これまでに、4台ほど採用していますね。
画像のように、モノトーンなインテリアにしたい!
というお客様には、人気ありますね。
明らかに見た目で選んでいます(笑)
ただし。
ブラックになるだけで、金額が結構高くなることと、
やはり清潔感を優先して、採用されないことが多いかもしれません。
こちらのお客様は、絶対採用!でしたけどね。
ちなみに。
国産のトイレは、曲線的なカタチが多いんですけど、
海外になると、角型があったりします。
直線的なデザインなので、モダンなデザインであれば、
そちらの方がフィットするかもしれません。
といいつつ。入手はできませんが。。
それと。掃除のこと。
便器本体についての清掃性は、各メーカー工夫しています。
その中でも、便器ではなく、トイレの部屋の掃除のことを
考えた、人気のタイプがこちら。
便器。
浮いてますよね。
どうしても、便器と床の接点部分に汚れがたまりやすい。
ということで、このタイプであれば、ササっと床面を掃除できます。
浮いていると、腰かけたときに、落ちてきそう(笑)
ですが、裏型のハコの中に、ビックリするくらい補強材が
入っているので、座って落ちてしまうことはないですから。
このタイプ。
掃除の面で、とてもメリットあるのですが、金額は高めです。
その辺は、全体とのバランスを考えて採用になりそうです。
見た目。清掃性。
何を、どこまでこだわるのか。
それによって、便器一つとっても、何を採用するのか
変わってきますね。
いろいろ比較検討してみてください。
続きは明日へ。