建築家・ナイトウタカシさんのブログ「シューズクロークについて。」

シューズクロークについて。

2023/01/17 更新

昨日は、下足入とシューズクロークのお話でした。

今日は、シューズクロークについてですね。



まずは。

シューズクロークと玄関との関係から。



下足入の拡大版として、玄関からアクセスする、

シューズクロークがあります。



このカタチだと、当然ですが、玄関で靴を履き替える

必要がありますよね。



お出かけの際、昨日と違う靴に変えようとしたら、

靴を履いてクロークへいくことになります。



それを面倒と感じる方もいるのかなと思います。



なので。

独立したシューズクロークを設置する場合は、

玄関側に小さくていいので、下足入を設けると便利です。





こんな感じです。



これだけでもあれば、履いていく可能性のある靴は

収納しておけますし、室内用のスリッパも収納しておけるので便利です。



腰高であれば、飾り物をしたり、鍵を置いたりできますしね。



ということで。

独立したシューズクロークであれば、玄関側に小さくていいので、

下足入を併設するのがオススメです。





シューズクロークで、もう一つのカタチは、こちら。



玄関からだけでなく、室内側からもアクセスできる形。

ウォークスルーできるシューズクロークですね。



室内側からもアクセスできるので、

靴を履き替えたりする必要はありませんよね。

なので、玄関側に下足入はなくても済みます。



それと。

先日お伝えしましたが、家族用の玄関として

シューズクロークが機能するので、来客用はスッキリできるケースも。



ただし。

家族用だからといって、靴を脱ぎっぱなしにすると、大変。

家への通路になので、煩雑になってくると、だんだんと

来客用玄関へと浸食していきますから(笑)



ちなみに。

独立しているシューズクロークであれば、

家へのアクセスルートにならないので、

多少、煩雑になっていても、通常使用に支障はないですね。





どちらのカタチがいいのかは、みなさんの希望する

生活スタイルによります。



使い方や他のスペースとの関係を踏まえて、

比較検討しながら決めていくとよいと思います。



ということで。

明日に続きます。

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