建築家・ナイトウタカシさんのブログ「こだわりを実現するため関係者で意見交換!」
こだわりを実現するため関係者で意見交換!
2022/10/22 更新
立って使うのに、ちょうどいい机が。。
いやいや。
内装の壁下地となる、石膏ボードですね(笑)
偶然、この量がLDKに置かれていました。
現場監督と大工さんが、ほどよい距離感で話してます。
昨日、こちらの家づくりの現場では、この机を使って
打合せを実施。
この二人だけではなくて、いろんな工事の責任者が同席。
机を囲んで、一つずつすり合わせをしていきました。
ミニマルなデザインで仕上げるためには、
大まかなところだけでなくて、かなり詳細なことまで、
いろいろと調整が必要です。
ちょっとしたことで、見え方が全然違ってしまうので。
すごいのは。
私が、「ここは、こんな見え方にしたいので、こう考えてます」
っていうと、同意はしながらも、各工事の方が、意見を言ってくれること。
それなら、こんなやり方もありますよねといった、ポジティブな意見。
そうすると、こんなデメリットが出てきてしまう、というネガティブな意見。
いろんな側面から見ても、総合的に最善を採用していきたいですから。
変な話ですが。
ミニマルに見せるのって、多少の経験があれば、誰でもできます。
でも。
長きにわたって暮らす家なので、最初だけでなく、
将来の変化も見据えた方法を採用したいところです。
家は、建築家の作品として、見せるものではなく、
お客様がそこで、日常を過ごす場所なわけですから。
(個人的にはですが)
しっかりと将来も見据えた家づくりにしたいなと思っています。
こちらは、別の家づくりの現場。
ちょうど、基礎の工事をするため、掘削しているところです。
チラッとみただけでも気づかれたかもしれませんが、
敷地をフルに使って、家を計画しています。
狭小敷地なので、最大限使いたいですから。
でも。
隣地境界線との離隔距離には、注意が必要です。
法律上、施工上、いろんな制約から、最小クリアはありますから。
ただ、ケースバイケースな側面も。。
その辺の判断は、経験によるのかなと思います。
この場合でも、将来のことを考えておいた方がよいですね。
敷地いっぱいはいいのですが、外壁の塗り替えできないと困りますから。
狭小敷地の場合は、特に経験がものを言います。
パートナー選びは慎重にされた方がよいと思います。
いろいろ並んでいるのは、引き出しなんか使う取っ手。
いろんなデザインが並んでます。
たまたま、かわいい感じのコーナーですが、
かっこいい感じとか、エレガントな感じ等、たくさん展示されていました。
こちら。
スガツネという金物関係のメーカーのショールームなんです。
相談があって、おじゃましたのですが、
ちょうど、ショールームの展示を入れ替えたところらしく、
いろいろ気になる金物がいっぱいありました。
ただ。。
ゆっくりと見学する時間がなかったのが残念;。。。
次回は、時間つくって、いろいろ見学したいです。