建築家・ナイトウタカシさんのブログ「ロフトをつくるときのポイントは?」
ロフトをつくるときのポイントは?
2022/09/07 更新
とある家づくりの現場。
正面にある窓から、すごく光が差し込んでいて、
想像以上に明るい空間です。
こちら。
ご想像の通り、いわゆるロフトスペースになります。
フラットになっている部分の天井高さが1.4mで
それ以外は、斜めになって、低くなっています。
すぐ上が屋根面になるのですが、かなりな分厚さの断熱材を
設置しているので、外気の影響は、かなり少ないと思います。
向かって左側は、下の階の部屋につながっていて、
お互いの気配を感じることができます。
もちろん、吹き抜け側に落ちてしまうといけないので、
頑丈な手すりは取り付けますよ(笑)
このロフト。
結構な広さがあるのって、なんとなくわかりますか?
天井は低いのですが、広さはしっかり確保しているので、
お客様は、こちらを寝室として使われるそうです。
小屋裏部屋って、なんだか憧れますね。
小屋裏だからって、暗いままでなくて、
こちらみたいに、窓をしっかり設ければ、
一つの部屋として、しっかり使えます。
小屋裏の物置というよりは、一つの部屋として
使えるようにするのもいいですよ。
それと。
ロフトへのアクセスは、考えどころ。
こちらのように、日常使用をするのであれば、
費用はかかりますが、階段を設置して
アクセスしやすくしておいた方がよいですし、
ちょっとした趣味のスペースであれば、
梯子なんかで上がっていくのもよいと思います。
アクセスのしやすさで、将来の使用頻度に
影響しますので、しっかりイメージ膨らませて、
決めてくださいね。
そうそう。
こちらの家の外壁は、レンガ!
タイルじゃないですよ。
職人さんが、一枚ずつ、丁寧に金具へひっかけていました。
いろいろ考えると、レンガの外壁って、いいかも。
そんな風に思ったりしていました。
午後に、名古屋モザイク工業のショールームへ。
ほんと、きれいなタイルたちが並んでいるので、
見てるだけで、ワクワクしてきます。
昨日は、タイルのセレクトではなくて。。
いつもお世話になっているショールームの方に、
お礼を届けに行ってきました。
お礼??と思われたかもしれませんね。
実は、先日竣工したクリニックで採用したタイル。
竣工直前で、在庫がない!ということで、現場が混乱しました。
ただ、以前、ショールームの方にキープをお願いしていたはず。。
と思い、連絡したら。。キープを延期してくれていました。
そのおかげで、納期内に現場へ納品して、
オープンに間に合わせることができました。
ちょっとしたお礼の品と合わせて。。
竣工したクリニックの画像と動画をお見せしました。
すごく喜んでいただけました!
本当は、現場にご案内したかったのですが、
工期の関係上できなかったので。
これからも、いろいろご協力していただけるといいなと思います。
家づくりは、みなの力を結集してできあがるものなので。