建築家・ナイトウタカシさんのブログ「外構工事は別にした方がいい。?!」
外構工事は別にした方がいい。?!
2022/05/19 更新
昨日は、とある家づくりの現場からスタート。
一期工事は完了していて、現在は、二期工事中です。
なんで分けてるの?
と思われたかもしれませんが、諸事情です(笑)
よくあるケースは。
外構工事を後でやるといった感じ。
なぜ一気にやらないのか。
理由は2つ。
1つは、何らかの事情で、家に早く住まないといけない場合。
ただ、早く住みたい!というだけではダメですよ(笑)
あくまで、工事が完了が引渡しの条件なので。
でも。
早めないといけないのであれば
工務店と相談して先渡しはできます。
それと。
もう1つは、外構工事を別の会社がやる場合。
当たり前ですね。
そういえば。先日お会いした方から
こんなことを聞かれました。
「外構工事は、本体工事と分けて
する人が多いって聞きました。
理由は、その方が安くなるから。」
実際、家づくりをしたその方のご友人の多くは、そうされたみたいです。
実際どうなんですか?
と聞かれました。
これ。
いろいろあります(笑)
例えば。
本体工事の依頼先が、ハウスメーカー等であれば
相応に経費がかかって高くなりがち。
なので、別で手配するのもいいですね。
実際、ご友人はハウスメーカーが多かったようです。
では。
別にしたら、それでいいのか。
以前、家づくりを御一緒した方で、
駐車場まわりの工事を将来工事にされてました。
工事が進んできたところで、
将来でなく、このタイミングで工事することに。
近所の外構屋さんに見積をお願いしました。
その見積をもって、私に相談ありました。
どうなんでしょうか?と。
見積拝見したところ。
すごく上手に作ってあるけど、
そこそこなお値段。。
本体工事をしている工務店に
相談してみたら、
もう少し安くなりますよとのこと。
無理して合わせたということでもなく。
結果、本体工事をしている工務店にお願いしました。
ちなみに。
ひとつの依頼先にする方が
個人的にはオススメです。
ないとは思いますが、何か不具合あった時
責任の所在がハッキリしないので。
外構工事は分けた方がいい。
一概に正解とも言えません。
ケースバイケースなので、
家づくりのパートナーに相談してみてくださいね。
さぁ。今日も家づくり楽しんできます!