建築家・ナイトウタカシさんのブログ「いろんなロフトスペースを比較してみる!」
いろんなロフトスペースを比較してみる!
2022/02/10 更新
原色のブルー。
ここまで、鮮やかな色だと潔くて、美しいですね。(一枚目)
それはさておき。
今日のテーマは、ロフトについて。
こちらの家のように、子供部屋の天井上にロフトをつくる機会は
結構多いかもしれません。
下のフロアでは、勉強机で宿題、ベッドで就寝。
ロフトでは、趣味の時間を過ごしたり、趣味のモノを置いたり。
友達と遊んだり。
ロフトというオプションスペースがあることで、
何だか夢が広がりますよね。
ロフトへのアクセスは、こちらの家のように、ハシゴの場合もありますし、
階段を設置する場合もあります。
階段だと、秘密基地っぽい雰囲気よりは、
完全な部屋として使えそうな雰囲気になりますね。
二枚目。少しわかりくいかもしれませんね(笑)
手摺までついてますが、こちらは、ロフトへの階段です。
こちらの場合は、子供部屋ではなくて、
リビングの上にあるロフトで、LDKのオプションみたいなスペースです。
こちらの場合は、リモートワークをするための書斎であったり、
セカンドリビングとして使うのもありですよね。
吹抜けで一体になっていると、お互いの気配を感じられていいですよ。
そうそう。
ロフトは、天井高さが1.4m以下になります。
その場合に限り、床面積には算入はしなくてよいのですが、
そのスペースをつくる費用は必要ですので、その辺はご注意くださいね。
それと。最後にこちら。
一枚目や二枚目みたいに、オープンでつながっていなくて、
完全に個室みたいに使える小屋裏部屋ですね。
画像で伝わるかわかりませんが、
結構な広さがあったりするんですよね。
床は仕上げてありますが、壁や天井は、石膏ボードのまま。
さすがに、床は仕上がっていないと、部屋として機能しませんから。
こちらの家では、丸窓までついていて、しっかり光が入ってきます。
この窓がないと、真っ暗なので、少し息苦しい感じになりますね。
ただの収納にするのは勿体ない。
せっかくだから、部屋として使えるようにすると、
楽しく過ごせるスペースが増えていいですよ。
ご予算とのバランスもありますが、ぜひロフトもご検討ください。