建築家・ナイトウタカシさんのブログ「二世帯住宅建てる時に大事のこと!」
二世帯住宅建てる時に大事のこと!
2021/12/21 更新
昨日は、朝イチで、とある家づくりの敷地へ。
目的は。
現況の測量をするためです。
といっても。
私が測量するわけではありませんよ(笑)
いつもお願いしている測量士さんと現地で待ち合わせ。
一緒に敷地をまわって、状況を確認・共有しました。
まずは、境界杭の確認。
もともと四隅のうち、3点は確認できていたのですが、
最後一点が見つかっておらず。。
孔を掘ったりしながら、一緒に探そうと思っていたのですが。。
草をかき分けて、ゴソゴソしていたら。
杭を発見!
少し不思議な感じの位置ではありましたが、無事発見できて
よかったです。
敷地はかなり高低差があるのですが、
全然問題なく、測量できるそうです。
頼りになります。
境界はもちろんですけど、周辺状況をどこまで測ってもらうのかとか。
しっかりお話してすり合わせできました。
近いうちに測量図があがってくるでしょう。
午後は、別の家づくりの打ち合わせへ。
といっても。
お客様とではなくて、とある専門家の方とです。
現在、計画中の住宅で、二世帯で暮らす家があります。
敷地を有効に使いながら、完全分離型の住宅になる予定。
予定と書いたのには意図があります。
建物を一棟で、世帯を分ける形なのか。
建物が別棟で、世帯に分ける形なのか。
二世帯住宅の場合は、いろんな住まい方があります。
日常の暮らしを快適に、程よい距離感でということは
大前提なのですが、もう少し詳細を見据えた計画も必要です。
こちらのお客様。
建築した際にかかる税金はもちろんですが、
将来相続が発生した場合のことも視野に入れて
家の建て方、所有形態等を考えておきたいとのことでした。
私もある程度、基礎的なことは、わかるのですが、
踏み込んだこととか、具体的なことは、完全に理解していません。
ということで。
その道のプロに時間をつくってもらって、打ち合わせをしたんです。
お客様の状況によって、大きく変わってくるので、
一般論では、なかなか言い切れないのですが、
概ねの流れとか、状況を把握することができました。
いずれにしても、この専門家の方をお客様につないで、
そのお客様に最適最善な方法を決定し、家づくりを進めて
いきたいと思います。
ほんと。
いろんな分野の専門家の方々が、まわりにいてくださること。
感謝ですね。
そういった方々と協力しながら、お客様の最適最善な暮らしを
御提案、実現していければと思っています。