建築家・ナイトウタカシさんのブログ「キッチンをセレクトするためショールームへ」
キッチンをセレクトするためショールームへ
2021/12/05 更新
ゴージャスな印象のキッチンが展示されてます。(一枚目)
(ゴージャスに見えているのは、床材の影響が大きいですが)
こちらは、キッチンハウスの名古屋ショールームです。
昨日、お客様と一緒に、キッチンをセレクトするために行ってきました。
このキッチンは、「グラフテクト」というシリーズ。
キッチンハウスっていうと、高価格帯のオーダーキッチンが有名
だったりするのですが、それとは違っています。
ある程度、規格が決まっていて、その中からセレクトします。
キッチンのカタチ。
使い勝手とか、高さ。
コンロや食洗機、レンジフードや水栓といった設備。
組みあわせ方で、自分にとって機能的な内容にすることは
できそうです。
オーダーですと、すんごいヴァリエーションの色があるのですが、
グラフテクトでは、かなり限定されています。
ただ。
SNSでも、かなり拡散されて、人気のある、グレイッシュな色合いや
ムラのあるモルタルのような色合いはセレクトできるのはいいですね。
(ここが人気の秘密なんだと思いますが)
扉の面材や天板(カウンター)は、キッチンハウスならではの、
高圧メラミンという素材。
傷がつきにくいですし、削れたりもしにくい。
水にも強いですし。
そもそも、メラミンという素材って、机で採用されたりします。
その上で、鉛筆使っても大丈夫なくらいですから。
天板と面材が同じ素材なので、同じ色合いにできるので、
海外でよく見かける、塊のようなキッチンにも仕上げることができます。
(オーダーの場合ですが)
そうそう。
メラミンという素材でできているといいつつ、やはりシンク周りは
ステンレスだったりします。
異素材が取り合うところって、どうしてもコーキングになりがちで、
そのコーキングが、汚れてきたりする原因だったりします。
でも。
キッチンハウスでは違いました。
二枚目。もう少し拡大すればよかったですね(笑)
シンクのステンレスとトップのメラミンが、とてもなめらかに
連続していて、コーキングはありません。
しっかり接着されています。
それだけ、メラミンとステンレスの加工精度がいいのと、
接着技術がいいんだと思います。
清掃性もさることながら、見た目も美しかったりしますから。
もし、ご興味あれば、ショールームへ行って触ってきてください(笑)
そうそう。
話は戻りますが。
キッチンは、しっかりと、セレクトしていただきましたよ。
その後、他フロアにある、オーダーキッチンの、
キッチン単体や周りのインテリアとのバランスなんかを
いろいろと参考に見学してきました。
カタログとか、画像でもいいのですが、
やはり実物見れると、その質感までハッキリわかっていいですね。
キッチンって、奥様にとって大事なところの一つです。
しっかりと比較検討しながら、自分らしくセレクトしてください。