建築家・ナイトウタカシさんのブログ「常に新しい知識を取り入れていく!」

常に新しい知識を取り入れていく!

2021/10/15 更新

とある家づくりの現場のワンシーン。(一枚目)

ちょうど、基礎の鉄筋が組まれたところです。



よくご覧いただくと、わかると思いますが、

直行方向だけでなく、斜めになってたりしてます。

それでも、斜めに合わせて、しっかりと鉄筋が配置されてます。



こちらの家。

平面のカタチがユニークで、斜めになったりしています。

ただし、見た目のデザインでそうしているのではなく、

敷地の条件から、そうなっているんです。



しかも。

斜めがあったりして、無駄がありそうなもんですが、

うまく斜めを取り入れて、床面積分有効に使ってます。



昨日、こちらの現場で、定例の打合せへ行ったのですが、

お客様が有休をとってらして、現場を見学に来ていました。



現場がこの状況でしたので、あまり打合せ内容もなかったので、

基礎工事の内容を説明したり、少し雑談したり。

楽しい時間となりました。



家ができあがっていく姿を見るのって、お客様にとって、

すごく楽しみなことだと思うので、見れるのであれば、

見学するのもいいと思いますよ。



その次の目的地の途中で、とある案件の敷地の近くを

通りかかることになったので、視察をしてきました。(二枚目)



ご覧の通り。

とっても広大な敷地で、奥がかすんで見えそうです(笑)



これだけの広さなので、もちろん家ではありませんよ。

仕事のほとんどは家づくりなんですが、

いろいろご縁があって、こういった大型案件の設計を

させていただくこともあったりします。



家づくりとは違った、楽しさがあったりします。



来年一年かけて、いろいろやっていく予定です。

楽しみですね。



夕方から、とあるモデルハウスへ行ってきました。



モデルハウス?と思われたかもしれませんね。

住宅展示場のモデルハウスであれば、プロはお断りですから。



住宅展示場ではなくて、ドイツの建材を取り扱うメーカーさんの

モデルハウスなんです。



そちらの建材を採用したことはあったのですが、それ以外の

使ったことのない建材が、モデルハウスとして使われている

とのことでしたので。



モデルハウスといいつつ、実際に住まわれてもいて、

暮らしている奥様のお話がうかがえたのもよかったです。



ドイツでは、どんなスペックの仕様になっているのか。

それを実現するために、何を使っているのか。

その使い勝手や見た目なんかを確認できました。



とても参考になることが多くあって、勉強になりました。





こんな風に、いろんな建材や工法なんかに対して、

フラットな目線で、チェックするようにしています。



理由は、なにか特定の建材や工法に偏ってしまうのが嫌なんです。



どの建材が、どの工法が、お客様にとって最善なのか。

それは、造り手主体で決めることではないと思っています。



求めるもので、最善は千差万別ですので。



お客様が、何を求めていて、それを実現するために、

何が最善なのかを考えて、フラットな視点から御提案して、

一緒に決めていく。



そんなスタンスを大事にしています。



お客様らしい家って、そういったスタンスから

生まれえてくるものだと思います。

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