建築家・ナイトウタカシさんのブログ「夏の暑い日差しを遮るには?」
夏の暑い日差しを遮るには?
2021/08/17 更新
この夏の時期は、強い日差しが気になりますよね。
壁や天井の断熱性能はよほどよいのですが、
窓からの日差し、熱の侵入は、何とかしたいところ。
遮熱タイプのカーテンにするのは、もちろん効果はありますが、
できれば、窓の外で、日差しを遮っておくとよいですね。
パッと思いつくのは、一枚目のシェードですよね。(一枚目)
窓が日影になるように、近接して設置すると効果的です。
DIYでもできて、安価ですし、その割に効果は高いですね。
不要な時期になったら、取り外しできますし、
取りかえも簡易なのは、ポイント高いです。
ただ、ロープを縛り付ける先がないと、困りますし、
どうしても、シェード下の空間が狭くなりますね。
とにかく、簡易に、コスパでということでしたら、オススメです。
ついついオレンジのチェアに目が行ってしまいますが(笑)
見ていただきたいのは、その上ですね。(二枚目)
庇ついてますよね。
こちらは、オーニングといいます。
よく、カフェで見かけませんか?
屋外のテーブル周りに、布のような素材で、庇かかってますよね。
あれです(笑)
結構しっかりと日差しを遮れるので、効果的ですし、
庇下の空間が、ゆったり取れるのも魅力です。
二枚目の画像のように、おしゃれなテーブルとチェアを置いて、
陽気のいい季節には、ベランダで食事なんてこともできます。
シェードとは違って、しっかりと建物に固定されているので、
最初からプロに任せてつけておくことが必要です。
必要な時に庇を出して、必要ない時は収納できる。
それが魅力ですね。
ただ。風の強い日は、センサーが働いて、自動で格納されてしまいます。
もちろん、風強いのに、そのままだと壊れてしまうので、
格納した方がよいですが。
庇下空間を有効に使いたい方には、こちらがオススメです。
際枚目は、少し様子が違いますね。
こちら。
窓の設置する、外付けのブラインドです。
シェードやオーニングは、庇を出すことで日影をつくって
熱を遮るのですが、こちらは、羽の開閉で日差しを
遮る方法ですね。
窓に近いのですが、しっかり反射できるので、
遮熱効果は抜群です。
こちらは、軒下空間をつくる目的ではありませんので
他とは少し違います。
吹抜け上の窓の遮熱をしたい場合であれば、
オーニングやシェードは実質難しいので、
こちらのタイプがオススメですね。
夏場の日差しはすごいですから。
しっかりと対策しておきたいですね。