建築家・ナイトウタカシさんのブログ「こだわり抜いた現場監督の家づくり!」
こだわり抜いた現場監督の家づくり!
2020/12/25 更新
パッとみるとわかりにくい写真ですが。(一枚目)
こちらは、軒裏(外の天井)になります。
現場監督の家づくりの現場で見かけた光景です。
ちょうど、大工さんが協力しながら、軒裏を張りこんでいました。
これ。
偽物じゃないですよ(笑)
レッドシダーという本物の木を張りこんでいます。
実は、レッドシダーって、板ごとに色が違っていて、
ムラになることが多いのですが、こちらでは、
驚くほど、濃淡がなくて、おとなし目。
結構、珍しいかもしれませんね。
何でもなさそうに張ってありますが、とても神経使うんです。
ポイントは、レッドシダーと梁との取り合いにあります。
ものすごく精度高く加工して、嵌めていかないと、
隙間ができてしまいます。
ちょっとした隙間が、逆によく目立ってしまうんですよね。
ちなみに。
写真では、横向きに張っていますが、縦に張れば、
そういった神経を使うことがなかったんです。
そこは、施主でもある監督の強いこだわり。
大工さんも冗談で文句いいながら、進めてくれていました(笑)
ほんと。
この家って、細かなところにも、しっかりとこどわりがあって、
すごい密度の家になっています。
年明けに工事中の見学会、竣工時の見学会も予定しているみたいなので
ぜひぜひチェックしてくださいね。
今後の家づくりに参考になりますよ!!
そうそう。
移動途中に、名古屋モザイク工業のショールームへ。
実は、先日決定したタイルが、欠品しているとのことで、
代替案のセレクトが主目的です。
コロナの関係もあって、欠品しがちなんだとか。。
やむなしなので、ある中での最善を選定しました。
二枚目のタイル。
というか。木目なのわかります?
ここ数年、とてもよく見かけますね。
ウッドデッキにしたいけど、メンテナンスが面倒。。
そんな時に、この木目調のタイルが採用されますね。
気を付けたいのは、スケール感。
大きなタイルが多いので、スペースが狭いと難しいんです。
その辺は、パートナーと相談しながら、決めてくださいね。
夕方からは、いつもお世話になっている方と打ち合わせ。
許可関係の手続きの凄腕のプロです。
とにかく、経験値が高くて、場数も踏んでいることもあって、
いろんな引き出し持ってるんですよね。
とにかくすごい人なんです。
それなのに、とってもフランクですし、柔軟で、
人の意見をしっかり聞いてくれます。
しかも。
とにかく、堅実なんですよね。
フワッとしていることはなくて、首尾よく、確実な方法で、
しかもリスクも回避しながら進めてくれます。
そういったすごい方に仕事をお願いできることって、
ほんとありがたいです。
いつも、その仕事ぶりを拝見しながら、私もそうありたいと思います。
日々精進ですね。