建築家・ナイトウタカシさんのブログ「実物でしっかりと見極める!」
実物でしっかりと見極める!
2020/12/06 更新
12月に入ると、あちこちで見かけますね(笑)
どこかって?
こちらは、パナソニックのショールームなんです。
昨日、お客様と一緒にデートしてきました。
パナソニックの名古屋ショールームって、すごく大きくて、
キッチンやお風呂等単体もそうなんですけど、
パナソニックの製品を使った、インテリア展示もあるので、
家づくりされる方には、とても参考になったりしますよ。
これから、家づくししよう!と思っている方は、
予約なしでもいいので、ぜひ見学してきてみてください。
住宅展示場とは違って、営業されたりしませんし、
自由にアチコチ見れて、楽しいですよ。
昨日は、ユニットバスとトイレを見てセレクトしていただきました。
面白かったのは、標準としてついているものが、
どんどんそぎ落とされてきたことです。
カウンターは?
なくていいです。
鏡は?
なくていいです。(ちょっと迷いましたが)
タオル掛けは?
いりません。
ちなみに。
窓もありません!
その心は。。
清掃性です。
いろいろついていると、確かに便利なんですが、
壁に凹凸ができるので、掃除がしにくくなりますよね。
スッキリさせて、必要なものは、備品で用意するそうです。
備品で用意すれば、ひどく汚れた際、破棄できますから。
トイレでも、同様に、清掃性が話題になりました!
人によって、何を大事にするのか異なります。
自分のこだわりポイントで決めていきたいですね。
夕方からは、こちらのショールームへ。
なんのショールームかって?
家の中のドアですよ。
ドア??
はい。
ドアって、そんなに種類があるの?と聞かれそうです。
パナソニックやLIXILという主要メーカーにもあって、
いろんなデザインがあります。
それでも、クオリティは高いのですが、
こちらのメーカーは、内部の建具専門のメーカーで、
いろんなこだわりがあるんです。
神谷コーポレーションといいます。
写真の左右のドアを見比べてみてください。
大きな違いは、ドアの周りに枠にあります。
左は、よく見かけるドアで、枠があります。
右は、枠がありません。(厳密には隠れてます)
スッキリしてますよね。
それと。
ドアの高さが、最大2.7mまで対応できます。
普通は2.5mほどなんですよね。
この違いって、実は、とても大きい。
専門メーカーとそうでないメーカーの違いがあります。
技術的な差が出てるんですよね。
お客様は、こちらのドアをご覧になって、いろいろ決めていただきました。
しっかりと。
納得しながら。
全てを自由に。
自分らしい価値観で。
そんな家づくりをサポートさせていただいてます。