建築家・ナイトウタカシさんのブログ「壁に木材を貼り付ける!」
壁に木材を貼り付ける!
2020/12/02 更新
いろんな表情をみせてくれそうな素材ですよね。
こちらは。
木材を加工して、表面に凹凸を付けたもので、
壁の装飾として使います。
インテリアに木を使うというと、10cmほどの幅の板を
並べて張る、羽目板が多いです。
実際。
ここ数年は、レッドシダーを天井や壁に採用することが
とても流行っていて、よく見かけます。
というか、私もよく採用しますが(笑)
それとは違って、こちらは、板自体を凹凸に加工していて、
木目だけでなくて、その表情を楽しみます。
こういった凹凸のキレイな素材を壁に使うときは、
天井から壁を照らす、間接照明がオススメ。
夜に、ふとその壁を見ると、その美しさに、
癒されると思いますよ。
午後からは、とある家づくりの現場へ。
ずいぶんと工事が進んできています。
先日まで、内装屋さんが入っていたのですが、それも完了。
ということは。。
壁紙等の仕上げが概ね完了しているということなんです。
白を基調としながらも、梁が見えていたり、
キッチン背面のライトグレーの色合いが、
優しくて、とてもいい雰囲気。
床には、無垢のナラ材を採用しているので、
養生が取れたら、もっと、柔らかい空気感になりそうです。
いつも思うことがあります。
家のカタチはもちろんなんですけど、
特に、インテリアの色使いや素材の組みあわせって、
お客様の個性がハッキリ現れrなと。
こちらのお客様。
とっても柔らかくて、やさしい雰囲気なんです。
それ。
ハッキリ表現されてますよね。
ただし。。
他の工務店等で見かける「お客様らしさ」と
私がここでお伝えしている「らしさ」は別だと思います。
これ、話し出すと長くなりそうなので控えますが、
簡単にいうと、表面的なものでなく、もっと奥深い感じでしょうか。
いずれにしても、お客様が自分らしく、
心地よく暮らしていける空間になっていることは間違いなし。
これから、キッチン等も設置されてきて、
一気に仕上がっていきます。
楽しみです!!!
日が暮れるのが早くなりました。
夕暮れ時に、チラッと空見たら、こんな感じでした。(三枚目)
シーンとした静寂を感じさせるような、
とても美しい瞬間だったなと思いました。
こういった美しいものを見ると、癒されますね。
いろんな家づくりが進行中。