建築家・ナイトウタカシさんのブログ「週に一度の現場定例打ち合わせ!」
週に一度の現場定例打ち合わせ!
2020/10/28 更新
昨日、とある家づくりの現場へ行ってきました。
週に一度の定例打ち合わせですね。
設計内容への質問だったり、工程の確認や調整だったり、
施工性についての質問だったり、いろいろです。
いわゆる「会議」といった形式的な感じではなく、
とても実務的な印象でしょうか。
基本的に、職人からの「直接の」質問には回答しません。
いくら私がいいと思っても、現場監督がそれを理解していないと
後でなんともなりませんから。
事前に、職人と監督が質疑等のやり取りをしておいて、
私に確認が必要なことだけを質問してもらいます。
というのも。
職人一人だけのことを考えればよいのではなくて、
他の職種の職人が関係する内容だったとすると、
両者に確認調整しないといけませんから。
一側面だけみて質疑して、回答したのに、
別の方がうまくいかないなんてこと、結構ありますから。
そういった事前の調整は、監督に任せています。
というか。
それが監督の大事な役割の一つですから。
何度か仕事を一緒にしたことのある監督ですと、
私が何を大事にしているのかを知っているので、
意思決定の方向性に想像がつくため、
やり取りがスムーズですね。
いずれにしても、毎週、いろんな現場で、
いろんな現場監督とやり取りしています。
そうそう。
私が何を大事にしてるのかって?
お客様にとって、それが最善であるかどうか。ですね。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、
深い意味で、違うケースが多いので。。
そうそう。少し話が変わって。
こちらは、昨日の家の外観です。
町家を意識したデザインなんですよね。
箱型のモダンなデザインもいいのですが、
こういった、和を意識したデザインもいいですよね。
日本人としての遺伝子があるから、
いいなって感じるんでしょうかね。
昔ながらの町家を再現するというのもよかったのですが、
せっかくなので、型は生かしながら、現代的な素材やカタチを
組み合わせてみています。
今後、どんどん仕上がっていくので、仕上がりが楽しみです。
いろんな家づくりが進行中。
今日は、とある家づくりの建て方ですので!!
毎日楽しいですね。
ありがたいです。