建築家・ナイトウタカシさんのブログ「内覧会って、どうなの?」
内覧会って、どうなの?
2020/10/19 更新
スケルトンの鉄骨階段ですね。
踏み板の隙間から、光が漏れてる感じ。
とてもきれいでしたので、ついつい撮影してしまいました。
こちら。
とある家づくりの現場ですね。
昨日は、こちらのお客様ではなくて、
これから家づくりをされるお客様と一緒だったんです。
はい。
とっても素敵に仕上がった、こちらの家を
お客様のご厚意のもと、見学させていただいたんです。
といっても。
大々的な告知はもちろんしておらず、私と関係のある方限定で
見ていただいてます。
身元がハッキリしている方だけですよ。
私は、いろんなSNSや広告で見かけるような、
いわゆるオープンハウスは開催していません。
だって。
場所も、間取りも、知らない人に公開することになりますから。
家って、家族が、安心して暮らす場所なのに。。
造り手側が、新しいお客様を知り合うために
プライバシーを公開するのは、私は好きではないので。
でも。業界では、一般的だったりします。
いつも不思議だなって見てます。
それはさておき。
ご覧いただいたお客様。
とっても刺激をうけたそうで、とても喜んでいただけました。
「うちもこんな風に素敵にできるんですか?」なんて。
特に、時間をしっかりとかけて納得の家づくりをされた注文住宅って、
見どころ満載なんですよね。
いろんなアイデアが詰まってますから。
数回の打ち合わせだけで建てた家とは、密度が違います。
その熱量。感じていただく機会があるといいのですが。。
午後に少し時間が取れたので、
土地探しをご一緒している方の候補の敷地を視察してきました。
なんだかずいぶんと細長いのってわかります?
ただ。
狭小地といえども、ここまで幅が狭いのはありませんから(笑)
実は、この敷地。
いわゆる旗竿敷地なんですよね。
入り口がせまくて、奥にいくと広がっている。
そんなイメージでしょうか。
いろいろ土地探しされる中で、奥様が機転を利かせて、
この敷地はどうなんでしょうか??って。
この地域は、土地が結構高いため、土地を買おうとすると、
いわゆる狭小敷地になってしまいます。
もともと、それしかないから、3階建てを考えていたほど。
それが。。
旗竿敷地であれば、面積の割に、割安に取得できることも。
駐車場のことがクリアになれば、可能性はあります。
その辺の判断は、お客様にお任せして、希望の家が建つのか。
それをざっと考えてみたんです。
はい。
2階建てで、日当たりのいい家にできそうなんですよね。
庭も広く取れますよ。
ちょっとした頭の切り替えで、違う未来が実現する。
それも、家づくりに関わることの、面白みの一つかなと思います。
今週、お会いするので、その際に、この土地のお話もする予定。
さて。どうなるのか。
楽しみですね。
いろんな家づくりが進行中。
いろいろ楽しませていただいてます。
ありがたいですね。