建築家・ナイトウタカシさんのブログ「素材の質感を意識するといいですよ。」
素材の質感を意識するといいですよ。
2020/09/18 更新
なんとなく、どこの何を撮影してるか。
わかりますよね。(一枚目)
はい。
キッチン周りですね。
レンジフードと吊り戸棚に、キッチンパネル。
各々の素材感がしっかりあるので、
組み合わせてみると、とてもきれいです。
シルバーのツルっとしたフラットな質感。
パインの無垢材が創り出す木目と凹凸感。
キッチンパネルといいながらムラのある表情。
実は、とてもユニークに見えてるポイントは、
キッチンパネルにあります。
キッチンパネルというと、白くて、つるつるした表情が多い。
でも。
主要メーカーでしっかり探せば、こんな個性的なものも
あったりするんですよね。
そうなんです。
知らないと、白い中からしかセレクトできませんから。
いろんな種類の中から、自分の感性にあうモノを
自分らしくセレクトできると、いい家づくりにつながっていくので
オススメです。
二枚目は、杉の無垢材ですね。
結構大きいってわかりますか?
こちらは。
とある案件で採用を予定している梁材なんです。
杉の無垢材の質感や節の割合、色について
確認をしてもらいたくて、サンプル?を用意していただきました。
私も、こんな至近距離で、梁材を見ることがなかったので、
興味津々。
羽目板のような、手の届く範囲で使う杉とは、なんだか別物みたい。
最近では、骨組に集成材を使うことがほとんですが、
こういった無垢材も、やっぱりいいなって思いますね。
三枚目。
とある家づくりの敷地の近辺です。
昨日、候補になっている土地を視察してきました。
視察して、いろいろとわかったことがありました。
いい側面もあり。
気になる側面もあり。
いろいろ考えるところはありますね。
この後、役所へ行って、いろいろと協議。
なるほど。そうなんだと思うこともあったりしました。
この土地。
お客様にフィットしているのかどうかは、
しっかり見極めたいです。
土地探しをご一緒しているお客様も、結構多いので、
土地を視察する機会が増えてます。
個人的には、建築家と一緒に土地探しはオススメ。
ただし。
予算組がしっかりできることが前提ですけど。