建築家・ナイトウタカシさんのブログ「現場、そして検査機関との調整は慎重に!」
現場、そして検査機関との調整は慎重に!
2020/05/09 更新
ギザギザしてます。(一枚目)
オブジェじゃないですよ(笑)
もちろん。
ノコギリでもありません(笑)
少し首を斜めにしてみていただけると、わかるかも。
こちら。
階段の踏み板を支える力桁という部材なんです。
近くで見ると、結構ゴツイです。
階段を支える部材なので、しっかりとした強さが欲しいですし、
室内の温湿度で変化しないようにするため、ゴムという樹種の
集成材でつくっています。
カタチがきれいなのは、大工がの腕がいいのではなくて、
工場で、事前にカットしてきているから。
(だからといって、大工の腕が悪いわけじゃないですよ)
事前に、現場で集まって協議した内容で、製作してきているので
ドンピシャなはず。
階段をかけてみたらわかりますので、それまでのお楽しみです(笑)
昨日は、こちらの家で、監督含め、関係者で、
いろんな内容について打ち合わせでした。
ほんと。現場では、いろいろあります。
どこまで図面を作図しても指示しきれないところはありますね。
日々勉強です。
午後からは、確認検査機関へ。(二枚目)
いくつかの家づくりで、建築基準法を含む関係法規をクリアしているのかを
協議して、結論をもらうのが目的です。
明確に表現されてることは、迷わないのですが、
法律って、曖昧な側面が結構あるんですよね。
解釈の仕方によって、捉え方が違ったりして
それによって、カタチに制約が出てしまうことも。。
しかも。
確認検査機関によって、解釈に差があったりもします。
なので。
私が考えている解釈を、根拠と合わせて、しっかりと説明し、
それについての、検査機関として理解を示すかどうかがポイント。
結果、全てについて、私のよい方向性で了解いただけました。
仮に、NGとなった場合は、別の検査機関にも打診して、
理解を示してくれるところへ、確認申請を提出すれば
よいので。
この事前の協議は、毎回思いますが、とっても大事なので、
電話でもなく、メールでもなく、出向いて話してきます。
後で大変になるといけませんから。
夕方からは、とある家づくりのため、お客様のところへ。(三枚目)
キッチンをセレクトする必要があったので、うかがいました。
ショールームが休館しているので、先日同様に
カタログとネットで見ながらのセレクトになりました。
想像していたより、スムーズにセレクトできてよかったです。
早く、ショールームが復活してほしいですね。
夜には、お客様とZOOMで打ち合わせ。
ZOMMでの打ち合わせも、ずいぶん慣れてきました。
そうそう。
こちらのお客様。
無事、奥様がご出産されたそうで、とってもめでたい空気感の中
打ち合わせでした。
(もちろん、ご主人と打ち合わせでしたよ)
ご出産の報告を受けて、私は他人なんですけど、
すんごく嬉しかったです。
なんだか、そういう素晴らしいタイミングに、家づくりを
させていただいているのって、幸せ感じます。
今後も、しっかりと家づくりサポートしていこうと思います。
いろんな家づくりが進行中。
ありがたいですね。