建築家・ナイトウタカシさんのブログ「自分らしく、家の色を決めましょう。」
自分らしく、家の色を決めましょう。
2020/04/27 更新
一枚目。なんだか散らかってるように見えますね(笑)
こちら。
昨日の打ち合わせ風景です。
取っ散らかってるのは、外壁のサンプルたち。
ちょうど昨日、外壁を決めるプロセスだったんですよね。
外壁のメインは。。
ガルバニウム鋼板です。
コストバランスとメンテナンス性が大きな理由でしょうか。
もともと、濃い目の色合いがお好きだったので、
割と早めに、ブラックか、ダークメタリック(濃いグレー)まで
絞り込めましたが。。。
そこからは、いろいろ検討。
壁の一部に木目が欲しいかもしれない。
ということで、窯業系のサイディングのサンプルを広げてます。
実際に、天然木でもいいのですが。。
ある程度、手入れが必要で、その辺を説明差し上げると、
おおよその方々は、窯業系のサイディングになります。
ただ。
窯業系でも、最近は、とてもリアルな質感なので、
一般の方が見る分には、ほとんど見分けが付かないほど。
でも。ご注意くださいね。
使い方を間違えると、木目「風」であることが
明らかになってしまいますから。
そこは、建築家ならではの、センスの見せ所かもしれません。
いろいろお話して、概ねの方向性は共有できてよかったです。
二枚目も、取っ散らかってますね(笑)
こちらの家づくりでは。。
内装の色を決めていただくプロセスだったんです。
いろんなサンプルをお持ちして、実際に触ったりしながら、
ドアや取手、壁や床、棚板や巾木の色まで、
全てについて、コーディネートしながら決めていきます。
中途半端に、部分的に決めると、ちぐはぐになりがちなので、
決めるときは、一気に決めていくんです。
気が付いてみたら。。
なんと!
5時間も打ち合わせしてました!
私は、楽しいので、何時間でもOKなんですが、
お客様の根気が続いてくれたことがありがたかったです。
(結構楽しんでいただいてたと思います)
そうそう。
写真の中で面白いので一つお伝えしておきます。
木目。
レッドシダーの本物、窯業系サイディングの木目、
壁紙の木目になります。
こちらの家では、壁、天井、軒天に、木目を採用するのですが、
その木目をしっかり色合わせしておきたいという強い要望があったので、
サンプルを並べて、確認してるんですよね。
素材が違うので、違って当たり前なんですが、
できる限り、近づけるといいですからね。
お客様も、しっかりと納得の意思決定ができたようでした。
せっかくの家づくりですから、納得して進めて
いただけるといいなと思います。
そういった納得の家づくりをサポートしてます。