建築家・ナイトウタカシさんのブログ「トップライト。魅力ありますが。。」
トップライト。魅力ありますが。。
2020/01/23 更新
小屋裏部屋にトップライト。(一枚目)
こんな画像を見ていると、夢広がりますよね。
書斎とか、秘密基地とか。
ロフトの狭苦しい印象が、一気に開放感に満たされます!
ただし。
画像のような場合は、小屋裏収納という扱いにはなりませんので、
小屋裏部屋(床面積に入ります)になりますね。
トップライトって、とても、たくさんの光を取り入れることができます。
法的には、壁につく窓の3倍の明るさ!
でも。
実際は、もっと明るくなるのかなと思います。
例えば。二枚目。
昨日、行ってきた、とある家づくりの現場です。
周辺が住宅で囲まれている住宅密集地の1階になります。
正面の部屋。
明るさって、すごくないですか??
正面に見えてるのは、70cm角ほどのトップライトからの光
なんですよ!
これだけでも、昼間は、明るくて、照明いらないほど。
ついつい住宅密集地にいることを忘れてしまいそうです。
ちなみに。
壁紙で仕上がっていない、石膏ボードの状態で
この明るさですので、白くなったら、すごいですよ。
楽しみにしててくださいね。
トップライトを使う場合の注意点。
やはり、屋根に穴をあけることになるので、雨漏れには
意識を向けましょう。
建築家は、オリジナルでトップライトを使ったりするケースもありますが、
率直には、雨漏れの原因になると思います。
トップライト専門のメーカーの既製品を使って、
組み合わせることが賢明ですよ。
しっかり相談して決めてくださいね。
それと。。
ちなみに、昨日の現場には、中庭(光庭)があるんです。
三枚目はその写真。
ビックリするほど明るい!!
こちらも、外壁を白くするので、拡散して、
もっと、すごい明るい空間になりそうです。
ほんと。
住宅密集地とは思えない、光あふれる家になりそう。
今からたのしみです。