建築家・ナイトウタカシさんのブログ「明るすぎず。暗すぎず。バランスが大事です」

明るすぎず。暗すぎず。バランスが大事です

2019/09/27 更新

とある家のLDK。



光が溢れていて、明るい!

というわけでなくて、どちらかというと。。



明るいところと暗いところがありますね。



家の隅々まで明るいのがいい。

という方が実際のところ多いんですが、

こんな風に、陰影のある家も素敵だと思います。



どちらかというと、和を感じさせる家は、

こうした陰影をうまく取り入れています。



和を感じるといっても、

格子があったり、アースカラーの塗り壁や

畳があったりするだけでは、表面的です。



和を感じる家では、軒(庇)の深いデザインをよく使います。

でも。

夏の日差しを遮るためだけであれば、軒が深すぎます。



そう。

どちらかというと、影を創り出してるんですよ。



影のおかげで、光がきれいに見えてきます。



もちろん。

真っ暗な中で、本を読んだりはできないので、

照明器具をは必要です。



でも。

照明を使っても、部屋全体を明るくしてしまうのではなく、

フロアスタンドを使ったりして、強すぎず、

明るすぎない照明計画だと、和な空間にはフィットします。





もちろん。

和を感じるというコンセプトが、日常生活を不便にさせるのであれば、

本末転倒です。



その辺は、バランス感覚も必要なのですが、

明るすぎず、落ち着いた雰囲気の中で、日常を過ごす。



そんな生活もしっとりしていていいですよ。



そう。

京都のお寺にいくと、落ち着く感じというとイメージできますかね。



単に明るければよい。

それは、一方的な見方なんです。



自分やご家族が、心地よく暮らしていける最適な明るさを

ご提案しています。



ずっと過ごしていく場所なので。

注目の建築家

ARCHITECT’S BLOG

建築家ブログ最新記事:RSS

家づくりを始めるご夫婦との…

ナイトウタカシ

2024.11.24
昨日は、キッチンコンロ前の壁素材と...

建築家:ナイトウタカシ

キッチンコンロ前の壁のお話②

ナイトウタカシ

2024.11.23
昨日は、キッチンコンロ前の壁につい...

建築家:ナイトウタカシ

キッチンコンロ前の壁のお話①

ナイトウタカシ

2024.11.22
昨日は、数年前に家づくりをご一緒し...

建築家:ナイトウタカシ

某キッチンと洗濯乾燥機を使…

ナイトウタカシ

2024.11.21
昨日は、数年前に家づくりを一緒にさ...

建築家:ナイトウタカシ

某キッチンと洗濯乾燥機を使…

ナイトウタカシ

2024.11.20
昨日は、数年前に家づくりを一緒にさ...

建築家:ナイトウタカシ

建築家ブログ記事一覧へ

ISSUE

how to use

建築家オウチーノの使い方

FAQ -よくある質問と答え-

専用フォームで24時間お問い合わせ受け付けます

一般の方、建築家の方、不動産会社の方専用フォーム

TRUSTe

このページの先頭へ